Da Vinchi DACを開発しているLight HarmonicのエンジニアがDragonflyのようなUSBメモリタイプの小さなUSB DAC・アンプを開発中です。ここではこのタイプのデバイスをUSB Awesomifier(すごいUSB機器みたいな意味)と呼んでいます。このデバイスはGeek(マニアとかオタクの意味)という名前でミニヘッドフォンアウトがついて384k/24bitまでPCMに対応し、DSD128にも対応するという優れモノです。ヘッドフォン端子は2個ついていて、3D DSPも内蔵しているようです。予定価格は$299ですが、面白いのは開発をKickstarterで投資を募っているところです。Kickstarterはなにか面白いものを開発したい人が前もって資金を募るところで、投資者には開発したものを安く買えるなどの特典があります。最近では私はOUYAに投資しました。(無事届きましたがまだ忙しくて開けてません)
KickstarterのGeekページは下記サイトです。
http://www.kickstarter.com/projects/gavn8r/geek-a-new-usb-awesomifier-for-headphones?ref=live
29日残っていますが、既に今朝の時点で目標$28,000のところ、$17,444がすでに集まっていましたが、今夜9時現在でなんと予定オーバーの$46,577も集まっています。
投資の特典は$1だと「ありがとう」、$29でTシャツ、$99になると製品を$99(払った費用)で安く入手できます(ただしこの枠は私が見つけた時点でもう売り切れ)、次は$119でこれに私は投資しました。海外へは追加$20必要です。次は$139、$179、$249と高くなっていきます。今9時現在でもう$119枠もなくなったので興味のある方は急いだ方がよいかもしれませんね。
また$1000投資だとGeekのプロトタイプのテスターとなることができます。$5000だと2014CESでブースに招き、ラスベガスのホテル3泊で高待遇するそうです。
KickstarterにはFacebookアカウントでログインができ、支払いはAmazon(USアカウントが必要)経由でクレジットカードです。ちなみにGeekのリリース予定は2014/1月と言うことでCESのときでしょうね。
またLight Harmonic自体ではなく、Light Harmonicのエンジニア(Gavin Fish)の個人プロダクトだと思います。Kickstarter(いわゆるクラウドファンディング)の場合、プロダクトがぽしゃってしまったときには保証は基本的にないので、投資がどうなるかはわかりませんので念のため。ただし投資がそもそも目標額に届かなかったときは引き落としされませんので安心ください。でも投資が予定オーバーしていても、開発者がさらに上を目指して結局完成しなかったものもあります。
まあこのケースは大丈夫だと思いますが、、
追記:
使用されてるDACチップはPCM1795のようです。
また本体にボリュームコントロール(ボタン)もあるとのこと。USBクラス2のようですので幅広く使用できそうです。
Music TO GO!
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