Music TO GO!

2013年07月19日

音楽で人の心を守る歌姫、三宅由佳莉3曹がCDデビュー

いま最も輝いていて、もっと知られても良い歌姫、それが三宅由佳莉さんです。彼女は自衛隊初の声楽採用で海上自衛隊の3等海曹です。東京音楽隊の一員として各地でその素晴らしい歌声を披露しています。いままでは会場に足を運ぶかYoutubeで見る以外にその歌声に触れることはできませんでしたが、なんとこの8月にユニバーサル・ミュージックからCDデビューすることが決まりました。
これに際して専用サイトが立ち上がっています。
http://www.emimusic.jp/classic/miyake/

ここではYoutubeで紹介していきます。
まずこちらの交響組曲「高千穂」を聴いてほしいと思います。これは海自のオリジナル曲で後で書きますが指揮の河邊一彦2等海佐の作曲です。なみのサントラよりもスケール感が大きく勇壮でカッコ良いですね。そのなかでの彼女の歌声に注目してほしいと思います。これもCDに収録されます。



自衛隊は各地でさまざまな層の観客を相手に演奏活動を行いますので、多彩なジャンルを歌いこなす必要があります。三宅3曹もオペラの歌曲からアニメのテーマまで多彩に歌いこなします。ラピュタのテーマはこれまでも多くのカバーがありましたが、この三宅由佳莉さんさんの歌ほど力強くストレートに感動できる歌の力はあまり聴いたことがありません。



三宅由佳莉さんの歌の魅力は声質が美しく魅力的とか多彩に歌いこなす技術力という点もありますが、まずこの力強く背を張って凛とした表現力だと思います。たとえば「坂の上の雲」のテーマ曲(Stand Alone)を三宅由佳莉さんさんが歌ったバージョンを聞くとオリジナルのサラブライトマンや森真紀さんよりもハッと思わせる感動があります。坂の上の雲というのは恋愛ドラマではありませんから、甘くきれいに歌えば良いというわけではありません。明治の日本が坂の上の雲に手を伸ばそうという、凛とした力強さを三宅由佳莉さんの歌からは感じられます。

また、オリジナル曲の作曲をしているのは指揮の河邊一彦2等海佐ですが、この河邊2佐の作曲センスも良いですね。軍楽隊らしくダイナミックで勇壮です。多くの一般の人が聴くので分かりやすい良さもあります。上の交響組曲「高千穂」は歌曲が入るのは2楽章だけですが、1楽章から4楽章までいずれも良いのでぜひ聞いてみてください。自衛隊の音楽隊は一般に演奏力もとても高いんですが、この機会にもっと注目されても良いと思います。

下は「祈り」で東日本大震災の被災者の方々への応援歌として作曲されました。曲はピアノのリードで展開される前半と歌曲の後半に分かれます。前半は被災後の哀しさなどが表現されていますが、やがて「希望」「夢」「未来」という-言葉を「祈り」に込めて美しく奏でられます。その祈りの部分を彼女が歌います。この祈りがCDではメインテーマとなるでしょう。



大震災では自衛隊の活躍ぶりが注目されましたが、三宅3曹の場合は歌の力で人を救うということが出来るということを改めて思い起こさせてくれます。彼女の歌の力強さは人々にきっと力を与えてくれるでしょう。

     
posted by ささき at 22:48 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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