ヘッドフォンショウの熱気も覚めやりませんが、先週は地球の裏側のドイツではハイエンドショウが開催されていました。海外のサイトから注目機種などあげてみます。
まず今回一番目を引いたのはGrimm Audioのブースです。
http://www.audiostream.com/content/grimm-audio-ls1s-trendspotting
Grimm Audioはプロのスタジオ機器のメーカーで、Channel Classicsのところで触れましたがDSD対応 ADCが知られています。このスピーカーもスタジオモニター的なものだと思いますが、これは面白いことにスピーカーにあのBruno Putzeys(iQubeとか)のハイペックスのアンプモジュールを搭載してアクティブとして使用してスピーカー同志はイーサネットで接続するというものです。(どちらかがマスターとなる)
Grimm Audioがコンシューマー向けの展示をするというのも面白いのですが、もっと注目はこの参考出展されたDSD対応USB DACです! 待ってましたという感じです。
http://my-hiend.com/leoyeh/2013b/IMG_3515ss.jpg
最近DSDイベントの準備やっててChannel ClassicsのDSD音源を聴き比べてたけど、やっぱりGrimmのADC使った音源はあきらかに他より滑らかでいわゆるアナログ的な良さがあります。このDAC版があればなあ、と思ってましたがいよいよ現実になりそうです。形からプロ機材的ではありますが、DSD関連では一番の注目機種ですね。Grimmの動向に注目したいところです。
DSD対応DACというとこのナグラのDACも面白いところ。ナグラがDSDを扱うDACを出すというのも面白いですが、このデジタル部分はPlaybackのコッチ先生が設計してアナログ部分の担当がナグラということ。
http://www.audiostream.com/content/nagras-new-dac
DSD自体はハイエンドショウを通した話題でもあり、多くのメーカーのところには"DSD is coming soon"と書かれていたそうです。
DSD関連ではフランスのレーベルQuobuzでもDSD配信をするということです。これは普通のダウンロードの話ですが、QuobuzはSpotifyと並んでストリーミングでも有名なところです。
http://www.audiostream.com/content/qobuz-0
ストリーミングと言えばやはり今週行われたGoogleのカンファレンスでGoogleのストリーミングサービスが発表されアップルの先手を打ちました。日本はあいかわらず蚊帳の外ですが、このへんにも注目したいところです。ただ以前紹介したようなOraStreamのように高品質ストリーミング配信という点も進めていただきたいところですが。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/274617721.html
ヘッドフォンショウではBMCをアンプに使ってHM901のデモをしましたが、そのときにBMCの濃密でかっちり芯のある音がいいなあと思っていました。そこで注目なのはこのBMCのPureDACというDAC+ヘッドフォンアンプです。これはなんと4pinのバランス駆動も可能なヘッドフォンアンプを備えています。$1600という価格も良いですね。
http://www.audiostream.com/content/bmc-puredac
こちらはスーパーコンピューターかよというOpera Onlyパワーアンプです。なんとピーク出力16万ワットというもの。RMS 6万ワットですが、これ記事にも注釈がありますがスペックの60.000 wattというのは60ワットではなく、6万ワットです。これは欧州では日米と違ってピリオドがコンマの意味だからです。念のため。
とはいえこれただのシンボル的に作ったそうです。
http://www.audiostream.com/content/opera-only
ヘッドフォン関係ではErzetich Audioのヘッドフォンアンプが紹介されていました。東欧スロベニアの製品だそうです。ちっょとバーソンを思わせる感じ。
http://www.innerfidelity.com/content/2013-munich-high-end-show-erzetich-audio-headphone-amplifiers
BacillusについてはHeadFiにレビューがちらっと出てますね。小さくて安くてがっちりして音も良いという感じでしょうか。
http://www.head-fi.org/products/erzetich-bacillus-headphone-amplifier/reviews/8064
こちらはHIfiMan総帥のFangです。Fangはこちらに出ていてヘッドフォンショウには来られなかったので私が日本の皆さんに当てたメッセージを読みました。
http://www.innerfidelity.com/content/2013-munich-high-end-show-hifiman-re-400-and-re-600
ハイエンドショウではRE600やRE400も積極的に展示していたようです。日本では901で手いっぱいでしたが、こちらももっと展示するべきだったかも。
AK120も注目機種として紹介されています。
http://www.innerfidelity.com/content/2013-munich-high-end-show-astellkern-ak120-high-resolution-portable-audio-player
iBassoが最近発表したDX50ははじめはDX100の下位機種としてES9023など使うのかなあと思ってましたが、情報が出てみるとWM8740を使用してコンパクトでAndroidなしと、DX100の下位機種というよりもAK100の対抗馬のような機種でした。出力インピーダンスを明記しているところもAK100を意識してますね。
http://www.ibasso.com/en/news/show.asp?ID=116
この分野も切磋琢磨しながらますます成長していきそうです。
Music TO GO!
2013年05月18日
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