Music TO GO!
2007年03月13日
Balanced HD25
HD25のバランスバージョンです!...というか単にHD25-1とHD25-13にHD650用に持っていたBlueDragon Blancedケーブルを付け替えただけですが(^.^
とはいえ、結果からいうと「けっこういけます」
たしかにHD650と比べると音の広がりやクリアさ正確さ歯切れの良さなど性能的に比べるレベルではありませんが、それでもHD650と比較しないでこれだけ聞くと性能的にも大きな不満というわけではありません。それよりも低域が強調されて密度が濃いHD25の特性が図太いGS-Xバランスアンプの低域の力感とあいまって、かえって完全性を要求されるフラッグシップにはない独自の魅力があります。
それがバランス駆動の独特の広がりと空間表現をもっているわけですから、「けっこういけます」というニュアンスが分かっていただけると思います。言い換えて食べ物で例えると「おつな味がする」という感じです(笑)
HD25の独特の密度感と濃い感じがよいほうにエンハンスされたという感じです。Hi-Fiとはいえないけど、病みつき系の音とは言えます。
ヘッドホンはやはりスピーカーと違って、こうしたかなり誇張された個性的な音の鳴り方というのもアリだと思います。
-1と-13の違いというのをちょっと書くと、HD25-1だとややゆるいのですが低域の迫力はより感じられ、HD25-13だと全体に引き締まった感じになります。
ちなみに上の写真はHD25-1ですが、こういうレベルでHD25-13かHD25-1かを見分けるというのはマナ・カナを見分けるのに似ているかもしれません(笑)
HD25を使ってみたのはネタというほかに、バランス方面は次にどうしようかと考えてみたかったこともあります。
今後のバランス化としてはGrado HP-2かATH L-3000、AKG K1000を考えています。
ひとつにはスピーカー的にバランスのよい音・情報量が多く色彩豊かという意味でHP-2を考えています。あるいは今回のHD25で書いたようにもっとヘッドホンらしく楽しい系でかつ高性能というとL-3000あたりという感じもします。
K1000は前に書いたようにGS-Xのモジュールアップグレードがまず先ですね。あとK-1000については4pin XLRを使ってテイルエンドで作ってもらうつもりなので、しばらく忘れていたK340も自動的にバランス対応になります(^^
Edition..もいつかはやりたいところですが、さて。。
この記事へのトラックバック
ささきさんの「さて。。」は腹の中決まっていますからねぇ・・・(笑)。
私はとりあえず自力Edition9バランス化は断念。もちっとハンダの練習してからですね。
次は私もL3000とRS-1をバランス化と考えています。
いまのところHP-2をやる方向で調整はじめています。L3000はKOZZさんにまかせて様子見しようかと(^^