しばらく知らせのなかったニールヤングのPONOプロジェクトですが、Facebookに近況として更新がありました。
PONOのFacebookページ (Facebookのアカウントが必要)
あまり大きな更新ではないのですが、いまのところ順調で音質面とUIの向上に取り組んでいるとありますね。ここで書かれている"measure twice, cut once"はことわざで切り出す(cut once)前に二回測るというもので慎重に進めているということですね。つまりAK100などPONOの理念をすでに体現したようなデバイスの登場などで見ると進み方が遅い、中止されたのか、という観測を消すためにゆっくりやっているだけと言っているようにも思えます。
もっともPONOはポータブルプレーヤーだけではなく、配信やレーベルへのネゴも含めたトータルなプロジェクトだと思いますが、最近は欧米ではSpotifyなどストリーミングタイプが無視できなくなってきているのでこうしたストリーミング配信で高音質を目指すような、前に下記で書いたOra Streamのようなアダプティブタイプのストリーミングのサポートを望みたいですね。WiFiストリーミングに対応したファームウエアを搭載してスマートフォンのテザリングと組み合わせるとか。
OraStream、adapt(適応)型ストリーミングとスケーラブル・ロスレス圧縮
前にニールヤングがアダプティブタイプの新フォーマットを開発中とのうわさもありましたが、ないとは言えないかもしれません。
Music TO GO!
2013年04月15日
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