Music TO GO!

2013年04月02日

地中海音楽 - ラルペッジャータ

前作「十字架の道」では演奏の素晴らしさとともに録音も良くて私の一時期のリファレンスアルバムだったバロックアンサンブル・ラルペッジャータ(Christina Pluhar)の新作がこの地中海音楽です。古楽アンサンブルなのに地中海の音楽ということで素材もユニークですが、演奏もユニークです。楽器は古楽器だけではなくウッドベースも含まれています。



古楽アンサンブルでジャズの楽器や要素を入れるのはラルペッジャータのAll'improvviso、あるいはダウランド・プロジェクトあたりからよく行われるようになったことではありますが、ラルペッジャータのアルバムを古さを感じさせないで軽快なテンポで楽しむことができます。また本作では楽曲を地中海のテイストあふれるものにしたこともあってとてもノリの良さもより感じさせます。加えてイベリアあたりのファドの哀愁も感じさせながら歌の要素も濃く取り入れて、あきのこないバランスの良いアルバムの出来になっていると思います。

   
posted by ささき at 21:32 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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