今夜NHKで日本軍の中国侵攻と上海攻撃の番組をやっていました。賞をとった番組だそうです。これをわたしはやや複雑な思いで見ていました。
と、いうのも実はつい今日まで上海から来ていた中国の関連会社の人たちといっしょにいて、少し前に見送って分かれたところだったからです。今回はわたしが主に招聘したのでずっと仕事をしていました。若い二人の上海っ子です。
本来わたしが週末に東京をガイドすべきでしたが、ちょっと都合でできませんでした。それで会食しているときに「週末にどこに遊びに行った?」と聞いたところ「Palace..Imperial Palace」とあっさり答えました。皇居、のことです。
わたしが考えてしまったのは、おそらくわたしがガイドしていたら遠慮して意図的に皇居は避けただろうということです。しかし、現代の彼らにとって実はそうしたことはどうでもいいことだったのです。しかも薦めたのは上海にいる友人だそうです。
情報を自分のものにするということは実はかなりむずかしいことです。中国で対日感情が、、というニュースを連日きいたらおそらくなんらかの障壁を知らずに作ってしまうかもしれません。
しかし、本当のいまの姿はその障壁のむこうにあるかもしれないのです。
Music TO GO!
2007年02月09日
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