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2012年12月19日

Song of the Lonely Mountain - 映画「ホビットの冒険」

映画「ホビットの冒険」を見て来ました。なかなか面白く気に入りました。
映画の予備知識をあまり持っていかなかったんですが、指輪と違って原作って一冊だったのでかってに一話完結で指輪の外伝っぽく作るのかと思ってましたが3部作とは驚きました。はじめなぜ「思いがけない冒険」とサブタイトルつけたんだろうと思ってましたがこういうことだったんですね。
映画のエンドロールで流れるエンディングテーマの"Song of the Lonely Mountain"もなかなか気に入ったのでさっそくiTunesダウンロードで購入して聴いてたんですが、聴きながら"Song of the Lonely Mountain"って「はなれ山の歌」っていうより「おさびし山の歌」だよなあ、とか思っていろいろ見てたら、実はトーベヤンソンがフィンランド版のホビットの冒険の挿絵を書いてたようです。こちらです。なんとなくムーミンタッチですね。
http://www.zepe.de/tjillu/hobbit/s/title.htm
フィンランド語でおさびし山をなんというかわかりませんが、面白い一致だと思ってもう少し調べたらやはり「ホビットの冒険」の方が早いのでトーベヤンソンもなんらかの影響は受けてたんでしょうね。それだけこの原作は影響力が高い物語ではあります。
ホビットの冒険は書かれたのは戦前で、指輪物語は戦中ですが、指輪物語が第二次大戦の隠喩となっているとはよく言われます。そうしてみるとホビットの冒険に出てくる故郷を追われてさまよえる民族になっているドワーフ族が奪還を目指そうとしているLonely Mountainってもしかして中東の。。と思ってしまいます。
ただ正直言ってトールキンって作家というより研究者なんで、言語を含めた作品世界の造型に比べると小説としてはだるいところがあります。それは指輪物語と同年に出版されたポールアンダーソンの「折れた魔剣」の物語としての圧倒的な面白さと比べると明らかです。映画としてあれだけ面白く作ったのは監督の功績だと思います。

それと見てて思いましたが、さらに前の時代設定の「シルマリルリオン(シルマリルの物語)」もおそらく映画化するつもりでしょうね。ちなみにシルマリルリオン(Silmarillion)はあのマリリオン(Marillion)のバンド名の元です。ですからあのバンド名はマリリオンって呼んでるけどホントはマリルリオンなんでしょうね。

こちら"Song of the Lonely Mountain"のiTunesリンクです。
https://itunes.apple.com/jp/album/ying-hua-hobitto-siigakenai/id587778989

AmazonでのCD購入はこちらです。
posted by ささき at 21:58 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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