デモで面白いと思ったのは、毎回趣向をこらしてDSD再生をデモしてくれる今井商事さんのところでのMytekとネットワーク版のHQ Playerを使用したネットワーク透過でDSDネイティブ再生を行うデモです。
左写真の下の黒いPCがネットワークアダプターと言ってるLinuxPCで、MytekとはFireWireで接続しています。LinuxPCとHQ Playerの送り出しのWin7 PCとはLAN経由でルーターを介して繋がっています。
はじめDoPということで、ネットワーク接続はUSB over TCPかと思いましたが、USB介しないでネットに直で出してるので通常のRTSPなどのストリーミングプロトコルのようですね(分かりませんけど)。
HQ Playerはネットワークバージョンを使用して、送り先は右の画像のようにMytekを指定します。DSD設定はDoPを使います。DoPは旧dCS方式とか標準1.0の時はUSBベースの規格だったんですけど、1.1になってからUSBが名称からも取れて汎用のプロトコルに対応してるようです。
DoPでのネットワーク透過のDSDネイティブ再生については実際にやってもらいました。Mytek側できちんとDSDでロックしてました。USBでDoPのDSDネイティブ再生での接続とも比較してもらいましたが、音も異なります。こちらのHQ PlayerのページのNetwork Adapterという項に解説があります。
http://www.signalyst.com/consumer.html
ネットワークアダプターと呼んでるサーバーの基本ソフトはUSBメモリにいれ、それをUSBブートで動作させてるようでした。
次に面白いと思ったのはステラヴォックスのブースからワイヤレスでハイレゾ伝送が可能なDEVIALETのD-Premier Airです。これは新製品ではないのですが、ワイヤレス熱の高まりから注目しておくべきかと思います。
D-Premier AirはAudioEngine D2のような2.4G帯独自技術ではなく、普通に802.11nの無線LAN使ってるようで、システムはMac(またはWindowsPC) 〜 無線ルーター 〜 D-Premier Airとなります。MacとD-Premierを直でつなぎたい時はアドホック設定をすると可能だそうです。
D-Premier Air側の設定はまずMacで設定ソフトを立ち上げてルーターアドレスなどの設定ファイルを書き出してSDカードに保存し、それをD-Premier Airの背面のSDスロットに入れます(上左の画像)。D-Premier Airはそれを読み出してLAN接続します。
Macには送信用の独自ソフトをインストールして、iTunesで再生すると無線LANでストリーミングするということです(上右の画像)。これでハイレゾ音源を無線LANでワイヤレス再生することができます。
DynaudioのXeoなども含めて、ワイヤレスオーディオも単に便利さというところから脱却しようとしているように思えますね。
こちらはタイムロードさんのブースで、角田さんがAprilの主にEximus S-1について解説してる講演です。S-1については角田さんの一押しだそうで、下記のリンクに私も記事を書いています。端正な音で制動感高くライドーオーディオのスピーカーを鳴らしてました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/290470926.html
講演ではApril Musicの創始者のサイモンリーさんが登場して挨拶をしましたが、「音楽を愛する人たちに求めやすい価格のオーディオ製品を提供したい」ということでした。
私はスピーカーではDynaudio(25周年モデル)のユーザーなので、Dynaudioのブースにも必ず立ち寄るんですが、DynaudioのトップモデルEvidenceの新型Platinumをデモしてました。世界初の公開だそうですが、巨大なスピーカーなのにスピーカーが消えたように音が宙空に浮き上がる空間表現はさすがです。
こちらも世界初公開というYGアコースティックのSonjaもちょっと感心しました。航空機グレードアルミ削りだしのドライバーを使用しているということで、音もしっかりした揺るぎない芯の強さを感じる音でした。
今回は午前中はばら苑撮りにSigma DP2 Merrillを持って行ってそのままオーディオショウに行ったので、少しDP2 Merrillでもオーディオ機器を試しに撮ってみました。こうしたショウの撮影にはあまり向いているわけではないんですが、画質的にはなかなかすごいものがありますね、やはり。
以下はSigma DP2 Merrillで撮ったものです。

