さてこの週末は才色兼備アーチスト探検家としては外せない新鋭ヴァイオリニスト、松田理奈さんのミニコンサートに行って来ました。新鋭といってもまだ桐朋の学生さんです。公式ページはこちらです。
http://www.jvcmusic.co.jp/lina/
国内の数々のコンクールに優勝、そしていまはドイツで元ウィーンフィルのコンサートマスターに師事と、さすがに前評判が高いのか、人もかなり多く感じられました。
さすがに演奏が始まるとすぐにはっと思いますが、やはり技術力は高いように思います。きれいに音を引き出しているという感じです。
また音楽評論家とトークがあったのですが、堂々と弾いてたと思ったのにかなり緊張してたのがわかります。でもかなり饒舌な人で評論家はうまく聞き役になって、芸大と桐朋学園の微妙な関係とかいろいろおもしろい話題も数聞くことが出来ました。
ツィゴイネルワイゼンのように技巧が必要な曲も色彩豊かに弾いていますが、演奏は言葉、モーツアルトは音数が少ないから思いをこめやすい、と言ってた通りメッセージ性をも考えているようです。
自分も引きこもり勝ちだったけど、いまとちがって回りにあるのはプラスの情報だったので頑張れた、自分もそうしたプラスの刺激を人に与えたい、となかなか頼もしい言葉です。まだ学生さんなので本格活動はしばらく後になりそうですが、さらに磨かれて登場してくるのが楽しみです。
Music TO GO!
2006年12月17日
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小学生の時バイオリンを習っていたのですが、最近になって弾きたいなぁと思っています。当時私が使っていたバイオリンは、姪にあげてしまっているのですが・・・。
姪御さんも未来の大器かもしれませんね(^.^
情景の彫琢を極められそうな期待の新人さん
ですね・・偉そうに私が言うのも・・ですが
この方「ジャネット・ヌバー」を好んで聞いてい
たようです(う〜ん納得)
彼女には日本における規範を打ち破って、自分の
世界を築き上げて欲しいと期待しています
下記のインタビューでちょっとゲーデ氏のことも出ています。
http://eplus.jp/sys/web/s/lina/index.html
きびしいというかとても集中する人で、朝8時半から午後1時までもう休みなく練習しているといってました。
よい師について大成する日が楽しみですね!