清里でシグマDP1 Merrillで少し撮ってきました。DP2 Merrillは標準というべき45mm換算くらいですが、DP1 Merrillは約28mm換算の広角レンズとなります。基本的なDP2との差はそのくらいで、機能的な差はDP2のファームアップをすれば違いはほぼなくなります。
こちらは前回も撮ったんですが野辺山の国立電波天文台です。以下写真はシグマDP1 Merrillです。
(パノラマはiPhone)
こちらは牧場の風景です。
馬に砂がついているのはごろっと転がっていたからです。
こちらは清里周辺の森の中の遊歩道で撮ったものです。
こちらは下記のフォトミュージアム近辺です。フォトミュージアムを見た後、霧にけぶる風景を見て思わず車を止めて撮ってしまいました。感化されてしまいましたね。
今回の目的も基本的には乗馬の外乗り(遠乗り)をすることですが、2泊して少し前から行きました。はじめは清里っていうと単に牧場へ行って乗馬して帰るというパターンだったんですが、だんだんこの場所の空気感というか魅力に気が付いてきて、ついでに少し滞在するようになりました。
以下の写真はiPhone4Sです。こちらは清泉寮近辺の清里らしい風景です。
日曜はあいにくの雨だったので美術館巡りをしてみました。清里には清泉寮、萌え木の村っていう前に紹介した有名エリアのほかに駅から延びる牧場通りという一角があってそこにペンションやレストラン、こうした美術館が点在しています。
こちらは清里フォトミュージアム (K*MoPa)です。ここは少し駅から遠く徒歩では厳しいと思いますが、原生林のようなうっそうとした森のエリアを抜けると意外と大きな美術館が突然出現します。
企画展は20世紀初頭のフラッシュを駆使した撮影で、リンゴを銃で撃ち抜く瞬間のような写真です。
http://www.kmopa.com/flash/flash.html
フラッシュ装置を開発した博士が撮ってるんですが、単に学術記録的なものではなく4x5のスピードグラフィック(当時のプレス用カメラ)で撮って、ゼラチンシルバープリントなど高度なプリント技法を駆使して素晴らしく美しくプリントされた写真は実際に見ると芸術といってよい出来になっています。
下の清里現代美術館は小さいんですが、中にたくさん展示が詰まっています。
ここは駅から徒歩でも来れると思います。美術館には変な言い方かもしれませんが、アットホームというのか好きな人がやってるという感じで、こうした分野に詳しい人は学芸員さんと楽しく話しながらみていけると思います。
ここは企画展がなくてすべて常設展示というところも変わっています。私的に目を引いたのはジョンケージを音楽家だけでなく、芸術家として総合的にとらえた展示で、彼の音楽をヘッドフォンで試聴することもできればBGMとしても使え、また音符を図形的に描いた図形楽譜など見てもわかりませんが、面白い展示がなされています。
東京で美術館に行くと中で刺激的なものを見て感化されても一歩外に出るとうるさい雑踏と雑然としたビルに現実に引き戻されますが、ここ清里では外に出ても非現実的な静けさと緑濃い木々に囲まれて心地よく余韻を楽しめることができるという気がします。
こちら泊ったロビンというレストラン兼ペンションで夜に突然とアフリカン・パーカッション(ジェンベというそうです)の演奏が始まったところ。前にもギターのライブをやったのを見ました。
特にライブとか書いてあるわけではないんですが、人が集まるとちょっと一曲披露するという流れです。清里というと音楽のイメージはないんですが、清里を好いた人が集まって、自然と仲間を作ってバンドを組んで、という感じのようです。この土地にはそういう魅力があるのでしょうね。
今回は日曜の昼に親子丼で有名な中村農場直売店で焼き鳥セットを食していたところ、まわりの人がけっこうラーメンを注文してるのでちょっと気になって次の日にまた行って今度はラーメンを頼みました。ここはホームページのとおりに鶏と親子丼がメインなのですが、さすがスープがとても旨みが凝縮されておいしかったですね。
右はただの卵かけご飯ですが、黄身の色が違いますね!自然のおいしさに感謝です。
Music TO GO!
2012年09月26日
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