本日は寒川神社で武田流の流鏑馬の写真を撮りに行ってきました。
朝から降る雨は止んでくれたんですが、午後から晴れるという予報は当たらずかなり暗い中で露出には厳しい撮影となりました。カメラはEOS-1D Mk3とEF70-200/2.8 IS、EF16-35/2.8を使用しています。全体的にISO3200とかなり高感度で撮って、あとでノイズ除去ソフト(NeatImage)できれいにしています。
寒川神社の裏手に特設馬場があり、馬場には3つの的があります。私がいた場所は一の的の近くです。射手(いて)の走り出す瞬間もよく見えました。
頭の上に鬼の面がついているときは神事であるということを表しています。射手の気迫のこもった顔を見ているといかなる悪鬼も逃げていくことでしょう。
望遠のアップではテレコンバーターも併用しています。合算して500mmくらいの焦点距離で撮っている計算です。さすがにこのくらいのアップになるとかなり難しいですね。。
流し撮りは16-35広角ズームを使って1/80秒くらいで撮っています。このときピントはオートフォーカスを使わないで固定で撮っています。
以前この流し撮りの写真にフォトショップでやったんですか?と質問されたことがあるんですが違います。もちろん普通に撮った写真です。
このように背景が流れても射手がきれいに止まって見えるのは射手の上体がぶれていないからです。カメラマンが流し撮りをがんばっても被写体が動いてはぶれてしまいます。武田流ではたちすかしという体を浮かして騎乗する方法で上体がぶれないということです。乗り手の技術あってこそ撮れる写真と言えますね。
武田流の流鏑馬のホームページはこちらです。なお撮影するときはフラッシュは厳禁です。馬は驚きやすい動物です。
http://www.yabusame.or.jp/
上のような流鏑馬のお話しは流麗な場内アナウンスで晋道さんというプロのFMアナウンサーの方が務めてくれています。こちらに晋道さんのブログがあって、私も流鏑馬の情報をいただいたりしています。
湘南こはる日和 http://shinpm.exblog.jp/
本日ごあいさつできたのですが、そうしたら当ブログを見ていただいたという神社の方から流鏑馬絵柄の絵馬をいただきました!ありがたいことです。次はもっと良い写真を撮らねばなりませんね。流鏑馬は私が撮ってるテーマの中でも難易度はものすごく高いんですがそれだけに挑戦し甲斐のあるテーマだと言えますね。
Music TO GO!
2012年09月19日
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