Moon AudioのDrewさんのところに頼んでいたAKG K701のバランス駆動用の改造品が届きました。
バランス駆動のヘッドホンを増やすにあたっては、GS-Xで聴いてみて相性のよかったK701をまずバランス駆動に対応してみました。
ベースのケーブルはDrewさんとこのBlackDragonを使っています。BlueDragonバージョンとはXLRプラグも異なって金属製になっています。これはおそらくDrewさんのところのバランス駆動アンプのLunaのデザインにあわせているのだと思います。
それとストックのK701との大きな違いはケーブルが両側出し(split)になっているところです。これは上の写真をクリックして拡大してもらうと良く分かりますが、改造のさいにオプションとして注文します。
はじめDrewさんが加工しているのかと思ったんですが、どうやらAKGに特注でパーツを作ってもらっているようです。そのため今回は納期が一ヶ月くらいかかってしまいました。
見てみると左側の従来ケーブルが出ているハウジングのケーブルコネクタのところのパーツを右にも使っているようです。そのため合流まではK701のままなので改造したというような見た目の不自然さはありません。
音はGS-Xで使うとその広がりに圧倒されます。BlueDragon V2でバランス対応しているHD650よりさらに広大な音の広がりを感じます。K701は標準品でも音の広がりはいいんですが、そのままスケールアップしたというところでしょうか。これにPS AudioのDLIII バランスDACをあわせるとどうなるんだろうと期待させられます。
またケーブル自体も変えているのでよりたくさんの音を拾うようになり情報量が多くなったと感じます。ちょっとまだ音は落ち着きませんが、ダイナミックさも驚くほどあります。
ただ音離れ・音の切れ味など基本線はK701の延長にあるようです。ここはドライバーの性能の限界のようですね。
この辺はEdition9をバランス対応にしてもらいたくなりますね〜
Music TO GO!
2006年11月07日
この記事へのトラックバック
どれだけすごいのか想像しただけでめまいが…
さらに特注パーツで見た目も損なわないというのは素晴らしいと思います。K701は美しいですから。
とはいえ近くから見ると合わせ目がちょっと、、(笑)
ひょー、それはすごいですねぇ。
広大な音の広がりですか、
うーん、想像できません・・・。
ヘッドフォンも色々な可能性があると
いうことなんでしょうかねぇ。
Edition9だとさらに水平線は遠くにあると思いますが..
*内容の違う二重投稿だったんですが、タイムスタンプの新しい方を生かしました
やっぱバランスはキャノンが付いてこないと(^^;
GS-Xの輪が広がっていますね。バランスに興味津々です、はい。