昨年11月にも書いたんですが、乗馬のため再び清里を訪れました
この辺は標高も高くなっているので、桜前線をさかのぼるように清里に向かいます。
ここは途中にある南きよさと道の駅で、桜とたくさん泳いでいる鯉のぼりが競演していますね。
清里まで来ると桜が咲いていませんでした。これは終わったんではなく、桜はまだ咲いてないそうです。清里は八ヶ岳近く、1500mくらいの高原です。
こちら目的地の牧場です。清里というとかつてはにぎわった人気のスポットですが、いまでは駅前のさびの浮いたピンク色の廃墟がそのころのメルヘン文明の崩壊を物語っています。しかし、本来はこうした八ヶ岳の自然に抱かれた高原が魅力の場所なわけです。
ちょっとゆっくりしたかったので、しばし牧場を散策してましたが、さすが牧場には写真撮るネタもけっこうあります。こちらはInstagramに投稿したものです。
Robinというカントリー風のレストランで宿泊し食事を取ったんですが、地元ミュージシャンを呼んで店内でライブをやってました。高原の夜にギターの響きが心地よく感じます。
さて当日になると下り坂の天気が気になったんですが、なんとか持ちました。乗馬は全天候スポーツなので前回記事みたいに雨が降っても雷鳴がなって馬が驚かない限りやります。(馬は音に敏感です)
下は先発隊が出発するところで、写真奥の林道から林間に入っていきます。
今回目的の外乗というのは馬に乗って林間をめぐり、林道を走るというものですが、面白かったのでぜひ撮ってみたいと思って、今回はGoPro 2を使いました。こちらホームページです。
http://jp.gopro.com/?gclid=COuBpIusy68CFeFfpgodPAyNbA
GoProとはスポーツを撮影するために特化された小型のビデオ/スチルカメラです。特徴は防水ハウジングに多彩なマウントが付けられ、カメラ部はなんと170度の魚眼レンズでフルハイビジョン撮影ができるというもの。スチルとしては1100万画素の超ワイドアングルカメラとなります。ただし基本的にスノーボードやヘルメットにマウントしたりするもので、ファインダーがないのでカメラとして使うときはLCD Bacpacという外付け液晶が必要になります。また、プレビュー再生してみるのもこれがあった方が良いですね。カメラとしてもテストしてみましたが、周辺はやや収差がありますがそれほどでもなく、iPhoneに魚眼アタッチメントレンズ付けるよりずっと画質は優れています。なかなかいろんな使い方ができると思います。写真を見ると液晶表示が上下逆になっていますが、いま倒立モードにしています(マウント部を上にして使っているため)。
馬に乗ってるときは基本両手で手綱(と鞭)を取っているのでカメラは操作できません。今回はヘルメットではなくプロテクタ(ベスト)にマウントしようとしたんですがうまく止まらずにけっこうぶれてます。一分ちっょと切り出したものですが、こちらです。オリジナルは960pのHD動画です。
今回乗った馬は素直で動かしやすかったですね。私自身も前回から少し腕が向上して(多少は)馬のリズムに合わせて乗れるようになってきたので、そうすると馬も走りやすいですからなかなかテンポよく走ってくれます。林間を馬に乗って走り抜けると気持ち良いものです。
この牧場には元G1競走馬のマチカネタンホイザ(左)とマチカネフクキタル(右)が余生を過ごしています。
わたしはギャンブル系はやらないので競馬もしらないんですが、そんな私でも名前は聞いたことがある名馬ですね。いまでは種馬生活も終わって、ここで余生を過ごしています。いまでは毛もところどころ抜け落ちていてお爺さん馬となっています。タンホイザの方はもくもくとお食事中でしたが、フクキタルの方はこんな感じで人なつっこく顔を出してくれました。たぶんみんなから大事にされてきたんでしょうね。馬はとても賢くて人のことをよく見ています。
清里には温泉もあって体を動かした後の疲れを取るには最高です。こちらは天女の湯というところで、アクアリゾートというだけあって立派な温水プールも完備しています。温泉としては露天風呂が素晴らしくて、こちらは林の中のロケーションで気持ちよく湯につかることができます。
温泉につかっていたら近所のペンション関係者らしき人たちが話していましたが、GWはもうどこも予約でいっぱいと言ってました。
さきに書いたように清里はいったんは(行き過ぎた)輝きを失ったんですが、最近で言うと他と同じくらいという不況の影響はあるものの、また人を着実に集めてきているようです。本来の高原の避暑地としての魅力を地道に取り戻してきているのでしょう。
たぶん清里にはこれから定期的に行くことになると思うので、少し探索していきたいですね。
Music TO GO!
2012年04月24日
この記事へのトラックバック