昨日発売のオーディオベーシック62号に執筆しました。
まず今月号の特集の「ヘッドフォンアンプ徹底活用」(P59から)でDAC内蔵ヘッドフォンアンプ・プリアンプ機能を持ったものをレビューしています。私が担当したのはバーソンHA160D、NuForce DAC9、Zodiac SilverとGold、April Music DP-1です。スピーカーはうちのではなく、オーディオベーシック標準システムのB&W802、アキュフエーズのプリとパワーというリファレンスシステムです。ヘッドフォンはHD800で聴き、それにパワードスピーカーのFocal CMS50を加えるという徹底解説です。
Zodiacシリーズはもはや鉄板になってきましたが、DACだけで見るとNuforceのDAC9が音楽性、解像力、価格という点でなかなか好印象でした。ヘッドフォンアンプとしてみるとバーソンが好印象です。DP-1はDAC・ヘッドフォンアンプとも高次元でバランスが取れていました。他の機種は角田さんがまたいろいろと担当していますので、詳しいところはぜひ本誌を読んでください。
また今年動きを見せている10万円以下クラスの高性能ヘッドフォン(SRH1840とかSignature Proなど)に焦点を合わせて試聴記事を書いています。HD700は残念ながらデモ機は間に合いませんでした。これはDAC Magic PlusとApril DP-1という普及版とハイクラスの二機種でひとつのヘッドフォンを比較するというものです。こちらもぜひご覧ください。
それとコラムとして最近なにかと話題のアップルの音楽の取り組みということで書きました(P228)。これはぎりぎりMastered for iTunesまで入れ込みました。
そのほかではなんと今回は角田さんのSHANTIインタビューがあります。これ私もやりたかった〜。
また以前お伝えしたフォーカルのヘッドフォンのSpirit Oneの記事も出ています。これ私もちょっと見せてもらったんですがとても仕上がりがきれいです。
恒例のCD特別付録も「春のモーツァルト」ということで高音質録音で清廉な調べを楽しむと春が来たようなすがすがしさを感じます。
Music TO GO!
2012年03月10日
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