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2012年03月04日

dCS方式DSDネイティブのXMOSコードが標準規格対応に

以前dCS方式のDSDネイティブ方式をサポートしたXMOSコードの記事を書きましたが、それが今度はやはり少し前に書いたdCS/Playback共同の"USB Link for DSD Audio via PCM Frames"Version 1.0の標準規格に対応したとのことです。
ちなみにこのプロジェクトはこのXMOSフォーラムの2月の月間最優秀賞に選ばれています。

https://www.xcore.com/projects/dsd-audio-over-usb

知っている限りではこのXMOSコードがこの新DSDネイティブ標準規格に初めて適合したもののように思います。
前はPCMとDSDの切り替えがうまくできないということでしたが、今度はうまく切り替えができたようです。これは先の標準規格1.0に詳細に記述されているゆえかもしれません。32個連続でDSDマーカーが検出されたときにPCMからDSDにスイッチするというのも上記標準規格に沿っていますね。
ただ再生ソフトウエアの方の対応がやはり必要ですが、この辺は足並みがそろう必要があります。

下記のFoobar 2000でMytekにDSDネイティブ再生を図るプラグインなんかもdCS方式対応なのですが、このあたりもどうなっていくのでしょうね。
http://www.computeraudiophile.com/content/Foobar-SACD-Plugin-Mytek-Stereo-192-DSD-DAC

posted by ささき at 22:15 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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