下記のガーディアン紙によるとAppleが新しい楽曲フォーマットを開発中との情報が書いてあります。
これはクラウド(iCloud)ベースのもので、"adaptive streaming"という特徴を持っています。これはなにかというとHD(high-definition)音源としてiPhoneやiPadにダウンロードができ、オンラインの音楽ストリーミングサーピスからの配信も可能というもの。最近ではハイレゾとかハイサンプリングはHDフォーマットという言い方で語られることも多くなってきました。ですのでHDということはハイレゾという推測もできますね。
つまりデバイスに応じて、サイズといえる帯域幅(Band Width)を変えることができるのでAdaptive(適応)ということのようです。現在AACでダウンロードするiTunes Matchの改良となるかもしれません。
http://www.guardian.co.uk/technology/2012/feb/28/apple-audio-file-adaptive-streaming
写真を見るとまたまた出ましたニールヤングという感じですが、写真はイメージ的なもので今回は彼ではないようです。噂の出所はロンドンの音楽スタジオとありますが、不確かではありますので念のため。
たとえばWavPack形式などではハイブリッドという形で非可逆圧縮の本体と、非可逆圧縮と可逆圧縮の差分を同時に持つことでやはり高音質と小サイズの両方に対応しているのもありますが、こうしたものかリアルタイムに変換するのかはわかりません。
ただ私も同じ曲をAACでもFLACでもAppleロスレスでもWAVでも持ってたりするので、こういう統合フォーマットみたいなものをしっかり作って欲しいところはあります。
Music TO GO!
2012年02月29日
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