このリンクでXMOS(XS1-L1)を使用してdCS方式のDSDネイティブ転送を実現したプロジェクトが掲載されてます。
https://www.xcore.com/projects/dsd-audio-over-usb
XMOSに標準添付されてる3.3というソースコードを元に作ったとあります。
ただdCSの出してるスペックでは情報不足だということで176kで送られるデータはみなDSDとみなされるということ。バイトマークの0xAAがなぜ効かないのかというのは分かりません。この件は対応中とのことです。
興味ある人は実装してはいかがでしょうか? (と振ってみる)
それとこの記事みて知ったんですがMPDもネイティブDSD再生に対応したモジュールがあるようですね。
http://comments.gmane.org/gmane.comp.audio.musicpd.devel/2127
MPDでdCS方式のDSDネイティブ再生が可能なようです。LinuxプラットフォームでもDSDネイティブ再生の道が開けてるんですね。
また、WAVにDSDをエンコードすることでもDSD転送が可能になるようです。これはDSDをPCMに変換するのではなくて、つまりWAVというファイル形式(箱)でエンコード(中身)はDSDってことでしょう。
WAVって言うのは実は通称で正しくはRIFFの一形式なんですが、RIFFはもともと画像のTIFFみたいなタグ形式のコンテナですからね。中身は自由です。それに非圧縮PCMが詰まったのが通称WAVと言います。
ですから正しくはRIFFにDSDを積めることになりますが、拡張子がWAVですのでだまして使うと言うことになります。dCS形式でエンコードしてビットパーフェクトの経路が必要でしょう。ただ再生ソフトを選ばないので面白いかもしれません。
Music TO GO!
2012年02月02日
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