最近の音楽雑誌にはなかなか良いおまけの試聴用CDがおまけについていますが、最近発売されたオーディオベーシック誌の秋号(Vol 40)の付録はなんとコントラバスのデュオによる「低音再生ディスク」です。
演奏はSoNAISHというJAZZ畑のユニットです。
http://blog.tetsu-saitoh.com/?eid=255544
これは本誌が低音再生の特集なのでそれに連動しているということですが、もちろん録音もこのための特別な良質録音で、音楽としても優れていてかなりお勧めです。またチェック用としては低音以外の音が少ないので驚くほど低音の出方が浮き彫りになります。
うちのスピーカーのスペシャル25でかけると背部のバスレフポートの音の出方が意識されるのが感じられますね。セッティングにも良さそうです。
ルームアコースティックのないGS-X/HD650でテストすると..おおーっ、ていう感じです(笑)
特集のほうも低音再生についていろいろと書いてありますが、低域再現でも倍音が重要というそうですのでスペック的に低い音が出るということよりもその少し上がきれいに再現されるのが重要なのでしょうね。
またこのほかにも初心者のための真空管アンプ特集とか、新型スピーカーの潮流とかなかなか読み応えがありますので今号はお勧めです。
http://kk.kyodo.co.jp/netroom/pb/ab/index.htm
Music TO GO!
2006年09月09日
この記事へのトラックバック
7月に注文したXin SuperMacro4もついにUSを旅だったようです。
低音再生における倍音とは、波長が倍、つまり、周波数は1/2と理解していました。
可聴閾外の振動に近い感覚が、スピーカ再生での低域再生に重要なのではないでしょうか?超重低音ともなると、身体の圧迫感としてしか感じることは出来なかったと記憶しています。
可聴閾の再生能力がないことには話になりませんが…
この領域はヘッドホンでは体験できない世界ですね。
低音の倍音についてはこの雑誌のアーチストコメントなどの一読をお勧めします。普通のスピーカーの場合はスペック上の値よりも設置の制限で低音が出ていない例が多いそうです。真面目に設置するのはそれだけ大変ということですね。
毎回付録のCDには期待しているんですが、今回のはその中でもかなりクォリティの高い録音だと思います。
そして真空管の特集。これ読んじゃったら私も、もう後戻りができなくなってくる予感がします(笑)
今回の特集ではPrima-lunaっていうのが聞いたことはないんですが、ちょっと気を引きました。
あと載ってないのではユニゾンリサーチのSimply Twoなんかもよさそうです。あとは中古でマランツ#8Bとか...