Music TO GO!

2011年09月30日

ヘッドフォン祭の歴史を振り返る

ヘッドフォン祭に今回私は出展しませんが、この機にいままでのヘッドフォン祭の歴史をうちのブログから振り返ってみました。はじめは個人的に懐かしく見ていたんですが、まとめてみればヘッドフォンオーディオの歴史を知ることにもなるかということでここに記事にしてみました。ものを書くのにブログ形式が良いか悪いかと言う問題はありますが、こういうときに時間的経過がわかる日記的な記録として残せると言うのはブログの良い点だと思います。
ちなみに表記がヘッドホン -> ヘッドフォンに変わっていますが、ポリシーがあるというよりは途中で雑誌原稿を書くことが多くなったので変換辞書をヘッドフォンの方に統一したというだけです(特に予測変換のとき)。

第1回 2006/11/11
ヘッドフォンによる初のオーディオショウとなりますが、当時はハイエンドヘッドフォンショウと言っていました。はじめはブロードウェイの会議室を借りてこじんまりとやっていました。
ヘッドフォンオーディオと言うものを世に広めようということで、ヘッドフォンオーディオの可能性を探ると言う目的だったと覚えています。まず最高の機材で最高のヘッドフォンで聴いてみようと言うことでスタートしました。このときは定員制(30名)でした。
私は当時HeadFiで流行始めていたバランス駆動と言う方式を日本でも広めようとHeadampのGS-Xを持ってきました。ここからずっと出展しています。

開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/27267208.html

第2回 2007/2/24
ここでは前回の経験を生かして会場で説明するレジュメを用意しました。(プレスキットにいまでもアップされています)
GSXのほかにAKG K1000とSignature30というこれもHeadFiでの人気の組み合わせを選んでいます。GSXはemmLabsのCDトランスポート(CDSD)とDAC(DCC2)を使うという豪華版です。
アンプタワーもこのころからですね。

機材発送編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/34060292.html
試聴曲選定編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/34433460.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/34591076.html
総括編(プレスキット付き)
http://vaiopocket.seesaa.net/article/34857720.html
ここでは下記のように書いています。
たとえばいまオーディオ雑誌を見るとどこでもヘッドホンは「アクセサリー」の項にCDクリーナーやカーボンマットといっしょくたにされています。
そうした中で遠く夢に見るのは、アンプやスピーカーと同じようにヘッドホンというカテゴリーを独立したものにすること、ヘッドホンオーディオというものをオーディオの世界で成熟した分野として認知されるようになることですね。」

いまはこの辺が実現されつつあります。遠く夢見ていたのがもうそこです。

第3回 2007/11/10
この頃になるとなんだか面白いことをやっている人たちがいると言うことで共同通信さんにインタビューを受けました。評論家の角田さんにはこのときからお世話になっています。
機材はGS-XにCD3000バランスです。このCD3000バランスはBlack Dragonでやりましたが、人気が高かったですね。

試聴曲選定編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/65351035.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/65755817.html
オーディオベーシックのインタビュー編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/71689478.html
ここでヘッドフォンの世界と一般のオーディオ世界が交わり始めたという感じです。

第4回 2008/4/19
ここから中野サンプラザになりヘッドフォン祭となります。このときから入場フリーとなります。このときは一部屋だけだったと思います。それと同時にハイエンドだけではなく、広くヘッドフォン一般を扱うようになり、代理店さんだけではなくメーカーの参加も少し出てきました。
私もIconとEntry Siとか持ち出しました。HP-1000バランスもありますね。
案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/87745987.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/93951838.html
菅野沖彦氏の訪問などもありましたが、この後にステレオサウンドの巻頭言にこのときのことを「ヘッドフォンでも真面目に取り組んでいる人たちがいる」という風に取り上げてもらったりしました。

第5回 2008/11/16
この辺からヘッドフォン祭が世間の注目をあびてきます。
私もALOやHead-Directとこのころからコラボして展示を始めています。iTransportニュートロンスター改造品とかAudioEngineとかいろいろな方面にも手を出しています。

準備編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/107752992.html
案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/109400016.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/109768998.html
Edition8のワールドプレミア発表会など発表会を取り入れたのもこの時です。Edition8発表会の模様は下記フジヤさんブログでどうぞ。
http://avic.livedoor.biz/archives/51126133.html

第6回 2009/5/9
ここではヘッドフォン祭の図式も定着して、HD800の発表会がありました。
私はEdition7のバランス版とゼンハイザーの静電型HE60(Baby Orpheus)なんかを持っていきました。SR71はほんとに毎回聞かせてほしいと言われたので言わなくても毎回持っていきました。ポータブル系の人気もかなり盛り上がっていきました。
フォステクスさんの初参加と「みみもと」を配ったのもポイントでしたね。

案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/117019835.html
見どころ編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/118252621.html
前日編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/118941797.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/118987641.html

ヘッドフォンラボ 2009/8/29
このころからヘッドフォン祭が大きくなりすぎて小さいのを別開催するようになります。この時はまたひさびさにハイエンドヘッドフォンショウを復活させようというコンセプトでした。

案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/125777958.html
前日編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/126696159.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/126781062.html

第7回 2009/10/31
このころからJabenと一緒にやるようになり、Rudistorなんかも来ました。国際色が豊かになってきた頃です。ベイヤーT1の発表会がありました。
このころはHE5とかLCD1とか平面型にもこだわり始めていました。HM801などポータブルにも変化が出てきたときです。

出展機材編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/131254773.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/131691937.html

PCオーディオ展 2010/3/6
このころからPCオーディオもまじめに取り組みだします。第二の転機ですね。このころから再生ソフトウエアにもかなり取り組んでいます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/142925498.html

第8回 2010/5/8
とうとう中野サンプラザのキャパを超えてしまいました。ブロードウェイの会議室でやっていたときは「いつか中野サンプラザでできるといいね」なんて話していたんですが、あっという間にそれを超えてしまいました。
自分的にもMacとHD-7AとHeadroomの組み合わせなど、PCオーディオとヘッドフォンオーディオの融合に取り組んでいます。フォステクスのポータブルヘッドホンアンプのプロトタイプ展示なんかもありましたね。
Centranceなんかも一緒にやっています。

準備編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/144345427.html
案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/148216364.html
機材案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/149024120.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/149259701.html

第9回 2010/10/30
ここから青山に移ります。会場が広くなるとともに、物販ができるようになりました(前はサンプラザの規制でできませんでした)イメージガールが花乃さんに変わったのもこの時です。
このときは場所移動したことと台風で大変でしたが、多くの方に集まってもらえました。
わたしは直前に発表会のあったedition10を持ってきました。カスタムに注目が集まりだしたのもこのころです。

案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/165391292.html
注意事項編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/166517412.html
前日編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/167628606.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/167746162.html

第10回 2011/5/8
震災後の開催となりましたが、過去最多の3000人近くを集めました。一日でこの数字はオーディオショウとしてはかなり大きなものです。30人から始まったイベントがここまで来ました。
私はHE6バランスなどを持ってきました。

告知編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/193751471.html
案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/196495662.html
展示品編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/199251808.html
開催編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/199951950.html

DAC試聴会 2011/8/28
こちらは説明も不要でしょうがひと月前に開催されたDAC試聴会です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/222703490.html

第11回 2011/10/29 
さて、今回はどうなるでしょうか。今回はフォステクスのフラッグシップTH-900と話題のDAC/アンプA8の発表会が予定されています。
今回は前回来られなかった海外からの方たちにたくさん来てもらえる予定です。

案内編
http://vaiopocket.seesaa.net/article/227628567.html

日本のヘッドフォンオーディオの歴史とともに歩んできたと言う感じですが、この間では日本のヘッドフォン事情も大きく変わりました。またPCオーディオとの融合もありました。訪れる方の年齢構成も若く、まさに新しい時代のオーディオショウと言えるでしょうね。
はじめは私の目的は海外の最新技術を日本に持ってこようと言うものだったんですが、いまでは日本のものを海外に広めねばと言う方向に変わってきています。
この間わずか5年ですから、今後のヘッドフォン祭、さてどう進化していくのでしょうか。
posted by ささき at 00:58 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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