さて、最近なにをやっていたかというとポータブルとは別に、家のオーディオのヘッドフォンにはまっていました(^.^
はじまりは正月に書いたSONYのSA5000からですが、
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=19133&KM=MDR-SA5000
SA5000がなかなかずば抜けた音場感とレンジを持っていたのでプリメインのヘッドホンアンプ(家のアンプはLINNのMajikなのでWakondaのヘッドホンアンプ相当でしょう)では満足できなくなってしまい、専用のヘッドホンアンプのValve-Xを買いました。
http://www.tokyosound.co.jp/sound/V-x.htm
これは真空管式のアンプでSA5000の多少ブライトなキンキン感をチューブらしく和らげて艶っぽくもあり、なかなかこの組み合わせは気に入って聞いていました。また全体的な音質もプリメインにつないでいたときより格段に向上しました。
こういうレベルになるともうヘッドホンはヘッドホンでスピーカーリスニングとは別の独自の世界で楽しめます。そこで夜遅くヘッドホンの時間帯になるとごそごそと持っているCDをかけては悦に入るという生活をしていたわけです。
しかし、しかし、、知らなければ幸せだったのに、こういう快楽を一度覚えてしまうと人間って欲が出てきます(爆)
あるところでいい値段のオーディオテクニカのL3000を見つけた人間がついそれに手を出してしまうのをだれが責めることができましょう(爆)
http://www.audio-technica.co.jp/atj/ath-l3000/
L3000はコノリーレザーのだけでなく音質もSA5000をさえさらに上回るという驚くべきヘッドホンです。SONYに比べると音のブライトさがなくなり聴きやすい音調になります。音の横方向の広がりはあるいはSA5000の方が上かもしれませんが、L3000はさらに奥行きと深さを感じます。ケーブルでセパレーションに気を配っている成果かもしれません。一番のL3000の驚きはその豊かな低音です。SA5000でもかなり低音の伸びはあると思っていましたが、L3000は豊かさがそれに加わります。
コノリーの総革張りも装飾以外での性能的な理由があってオーテクの得意な桜材を理想的な無塗装状態で使うために呼吸可能な革を使った、そうです。耳に当たる部分の革もSA5000とは比較にならないほど質が高いものです。
装着感で言うとSA5000は締め付け感はあるもののオープンで長時間装着も楽でした。L3000は締め付け感はほとんどなく快適ですが、SA5000よりやや重くクローズのため少しむれます。
しかしL3000のもたらす音の世界はほんとうに美しく豊かなものです。その世界はまさにスピーカー並みと言ってよいでしょう。
さあ、こうなってくるとまた一からやり直しで夜遅くヘッドホンの時間帯になるとごそごそと持っているCDをかけては悦に入るという生活をしていたわけです。
しかし、しかし、知らなければ幸せだったのに、こういう快楽を一度覚えてしまうと人間って欲が出てきます(爆)
と、いうわけで今ここにLUXMAN P-1があるわけです(笑)
http://www.luxman.co.jp/product/aa_p1.html
続きはまた。
うーん、問題はメインのスピーカーのアンプよりヘッドホンアンプの方がでかいということだな(爆)
Music TO GO!
2005年03月05日
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MiMoFaです。
オーディオ・テクニカの桜材と言うと、ローエンドのATH-EW9(耳かけ型)は持っています。オープンエアなので、電車や騒音のあるところでは使い難いのが難点です。
某イヤースピーカーはもうためされたのでしょうか。続きも気になります(^^;。
では、失礼します。
オーディオ・テクニカの耳かけ式のもなかなか良いですね。
イヤースピーカーってSTAXのことでなにか書きましたっけ?
それとも下記の試聴をしたいと言っていたことでしたっけ(爆)
<a href="http://www.newee.com/taket/about/about.html#target">http://www.newee.com/taket/about/about.html#target</a>
MiMoFaです。
いえ、書かれていないです。でも何となく次はSTAX辺りに行きそうな気がしたものですから(^^;。
http://www.newee.com/taket/about/about.html#target
おお、圧電ブザー(爆)もいろいろ工夫するとこういうことも出来るのですね。音の世界も本当奥が深いのですね。
では、失礼します。
やはり店頭の試聴ではなかなかわかりませんからね。
でも結局オメガ2いったり、旧オメガだとかやっぱりコンデンサーならゼンハイザーのオルフェウスだとか言うかもしれません(笑)
ちなみに下記サイトにL3000とともにオルフェウスシステムのヘッドホン部のHE90のレビューも載ってます。物欲度はオルフェウスが一番なんですが、なにぶん価格が。。ちなみに$7500はアンプ部を含んでいないと思います。
<a href="http://www.headphonereviews.org/">http://www.headphonereviews.org/</a>
また、うえのTAKETのヘッドフォンは普通のラインアウトでなくスピーカー端子から入力を取るのでSTAXと違って本当の意味でイヤースピーカーと言えるでしょうね。
こちらは今年の秋のオーディオショウのあたりで新製品が出るということです。だいたい30万くらいになるのではないかと。。うふふ。
TAKETはスーパーツィーターで有名ですが、こちらは4万ほどですので導入するかも。