先日カリフォルニアオーディオショウが開催され、その中で最近DSD配信を行っていることで知られて来たBlueCoast RecordsのブースでDSD配信についてのワークショップを行いました。
その内容が簡潔に下記のCAフォーラムにポストされています。
http://www.computeraudiophile.com/content/DSD-Discussion-Do-you-have-questions-our-Panel-CAS#comment-90849
いくつかポイントがありますが、ちょっと興味を引いたのは今後DSD配信をどのファイル形式で行うかと言うことです。
DSD配信の問題点の一つはDFF(またはDSDIFF)とDSFという二つのファイル形式が混在してしまっていることです。(WSDというのもありますが実際に商用流通してないので省きます)
例えばFoobar2000ではDFFは読めるプラグインがありますが、DSFは読めないので問題となります。
またレーベルによってototoyはDSFで配信していて、2LではDFF、BlueCoastは両方などばらつきがあります。
このパネルディスカッションでの結論は将来的にはDSFの方が好ましいということのようです。理由としてはメタデータの扱いに優れているからということです。メタデータと言ってもおそらくここでいうのはWAVとAIFFの違いみたいなことを言ってるとは思います。
Audiogateのフリー化でDSF再生が簡単になったというのも指摘されています。(ちなみにHQ Playerも読めたはずです)
いずれにせよベータとVHSじゃないけど、ただでさえ狭いニッチなのでどっちかに統一して欲しいものです。というかこのアナロジーもう古い?
Music TO GO!
2011年07月26日
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