さてFAKiEの新アルバムのほうの紹介です。FAKiEのサイトは下記のリンクです。
http://www.fakie.jp/
会場でいやというほど聴いたストレンジャー(土曜日の課題曲)は後にして(笑)、ライブで気に入った一曲目の「アクエリアス」から聴きます。
「♪えーじ・おぶ・あくえりあーす、あくえーりーあす」というフレーズでこれは聴けば誰でも知ってると思いますが、わたしははじめEW&Fかと思ってました。でもフィフス・ディメンション(さすがに知らない)の書いたミュージカル"Hair"の曲ということです。(邦題曲名はアクエリアスではなく「輝く星座」というかもしれません)
これは前のアルバムのファンタジーのようなドラマチックでダイナミックな曲で、ライブではさらにかっこよかったですね。
二曲目は前作と同じくnaokiさんのギターソロで前はツェッペリンのカバーのようなものでしたが、今回は似たような感じですがオリジナルです。クラシックギターなんですが、この超絶技巧のデパートにはただただ圧倒されます。
今回は先に書いたように日本のオーディオ界総出(?)で録音がいいことも特筆事項ですが、まさにギターの音は圧巻です。とくにギターソロのトラックで超絶技巧で早弾きしたあとに手で鳴りをぴたっと押さえるラストは、ほおっと声が漏れるくらいくらいリアルです。
これはぜひスピードと切れのあるオーディオで聴きたいところです。もちろんkeicoさんの声も艶っぽくリアルなので柔らかく憂いのあるオーディオで聴いても楽しめると思います。つまりなんでも楽しめます(^^
このように今回も有名な曲のカバーを始めFAKiEのオリジナルも収められたバランスの良い選曲になっています。オリジナルもタイトル曲の"To The Limit"をはじめとして、FAKiE節のようなメロディラインが出来てきてますし、カバーもビリージョエルからカーペンターズ、なんと山下達郎まで幅広く選ばれています。
keicoさんは美人で明るいしnaokiさんは渋くて寡黙という対比でビジュアル的にも良いと思うし、技術力は言うまでもありません。
似た構成のディオではFried Prideがジャズ・ブルース系を強く思わせるのに対してFAKiEはより広い層にアピールするポップさも持っていると思います。
そうした意味ではメジャーにも向いていると思います。ぜひがんばっていってほしいですね!
Music TO GO!
2006年07月02日
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