ここはしだれ桜が有名で天然記念物もあるのですが、今回行ったのは少しピークをずれて紅しだれ桜が満開でした。
カメラはEOS-1DSMkIIです。


VK50R
上はソフトレンズで撮ったものです。花弁の一枚一枚まできれいに見えていますが、ソフトで撮っても像自体はあくまでシャープに取るのがコツです。
右はクローズアップレンズであるカールツァイス・プロクサーを使用しています。これは旧西ドイツ時代の本物のカールツァイスのビンテージ品です。ビンテージ真空管のようにやはり良いものはいま使っても良い結果を出してくれます。


EF24-105/4 IS
行った次の日は併設している神社の祭りでした。こちらは桜と神楽舞台というなかなかの組み合わせです。右の写真はハイダイナミックレンジ(HDR)とトーンマッピングを使って通常よりも広い明度差を表現しています。この状況では明度差が大きいので通常であれば空がとぶか建物がつぶれます。
通常画像のビット幅は8bitか16bitですが、HDRでは32bitです。8bitと16bitの差はオーディオでいうCD品質とハイレゾみたいなものですが、HDRはさらに進んだものです。最近はCGとか映画でもよく使われています。HDRについては下記リンクをご覧ください。
http://blog17gray.seesaa.net/category/1035340-1.html
HQ Playerのところでも書きましたが、デジタル処理ということを考えるとエリアシングとローパスの問題のように画像もオーディオも共通しています。もちろんオーディオではジッターがあり、画像では発色のためのデモザイク処理があるなど違いはあります。ただデジタル処理ということを考えるにオーディオだけがデジタル処理なのではない、ということを考えると広くものを見ることができるかもしれません。