http://www.taipeitradeshows.com.tw/TTS/NewProduct/Product.aspx?ID=652&Lang=E
このデスクトップにも置けるコンパクトな真空管アンプ、Dared MP5を買いました。

Daredはシンセンの真空管オーディオメーカーで、日本に代理店がありネットで買うことが出来ます。なんとお値段は楽天でにっきゅぱ(29800円)ということでした。さすが中国製という感じもしますが、定価は69800円ということでこの値段はキャンペーン価格ということです。
Dared MP5は真空管のプリメインアンプですが、ヘッドホン端子も装備されていてさらにUSB DACまで入っています。スピーカー端子はバナナプラグ対応です。

上の記事はMP5とペアにするドックの発売に関してだったようで、MP5本体は少し前から発売されていたようです。調べてみるとHead-Fiにもすでにレビューが出てました。(ちなみにアメリカでのレビューはUSバージョンというアメリカの代理店がパーツを高級なものに一部交換したものです)
このコンパクトさでこんなにフル装備でいろいろ使えるというのも珍しいものです。
MP5はコンパクトさとわずか4.3Kgという真空管アンプとしては異例の軽さでスタイリッシュなところがが特徴的です。クリーニングのための手袋とはけまでついてきます。

真空管のプリメインアンプとしてはかなり小型でキット販売のアンプ程度です。ただしこのくらいの大きさのキットアンプは3-4Wがせいぜいでしょう。それに比べるとMP5の出力は13Wとサイズにしてはそれなりのものがあります。
その秘密はMP5が純粋な真空管アンプではなくてMOSFETを併用したハイブリッドタイプだからのようです。見えている6N1(ECC85)2本と6E2が前段で、出力管にあたるところはソリッドステート回路になっているようです。
おもしろいのはヘッドホンアンプとしては前段から取るので純粋な真空管アンプとなるようです(未確認)。
もうひとつ真空管アンプとしての特徴のひとつはこの6E2マジックアイという球でピークメーターを兼ねています。マジックアイというのは真空管側面(あるいは上面)に蛍光板が光ってメーターのよう動くものです。
これは戦後あたりのラジオの同調インジケーターなどに使われていたようですが、真空管はうっかりクリッピングさせやすいのでピークメーターとして使われるのも良いですね。

真空管は電気を落とした部屋でほのかに輝くところがインテリアとしてもきれいなわけですが、MP5はこのマジックアイも光るために独特の空間になります。上の写真のように上下からバーが伸びて音のレベルによって小刻みに上下に震動します。
このようにMP5は小さいというだけではなくてかなりこった設計になっています。DAREDという会社はシャンリン系の技術者がスピンアウト?したようでなかなかこの辺はマニアックといえるかもしれません。
こうしたデスクトップ志向の真空管アンプではカイン/SPARKのmini1998がありましたが、これもまた期待できます。
軽くIKEMIで鳴らしてみましたが、音もなかなか良いようです。全般的にみて値段のわりにかなり満足度は高いと思います。
スピーカー接続、ヘッドホン接続、USB DACなどチェックポイントの多いアンプなので、レビューはまた少しずつ。。
PCな人に聞かれたらDared MP5・・・と..._〆(.. )メモメモ
なんか、すごく良さそうな感じですね^^
CayinのHA-1Aをまだ買っていなかったら、惹かれていただろうなぁ。
PCオーディオで真空管というのも面白そうでイイですね。
レビュー楽しみにしています^^
たぶんMP3のような尖ったイメージの音だからこそ真空管でどうぞ、というメーカーの主張なのでしょうね。どうやら名前のMP5というのもその辺から来ているようです。
あまり聴きこんではいませんが、ぱっと聴いた印象だと、HA-1Aとの切り分けはヘッドホンメインならHA-1AでスピーカーメインならMP5というところかな、といまのところ思っています。
なんか、すごく良さそうな感じですね^^
TriodeのTRV-35SEをまだ買っていなかったら、惹かれていただろうなぁ。
・・・アレ?
ハイブリッドという点も面白そうですし、キワモノ系大好きな僕にももってこいの製品かもしれません(笑)
そうですね〜ぜひahtohさんにもお勧めです。
小さいのであっても場所に困りませんし、おひとつどうぞ!