さっそく下記に新型Xinアンプのユーザーレビューが載っています。まだ正式出荷はしていない雰囲気なので、たぶんこの人はベータテスター的に供給されているように思います。実際にPre/Powerコンボを使うなど、Xinアンプのヘビーユーザーという感じです。(それとこのスレッドの下でXinがこのモデルは量産品とは少し違うと書いています)
Xinもコメントの中でSuperMacro-IV(以下SM-IV)はいままでのSM-IIIのPre/Powerコンボを一筐体で行うものだと書いてますが、この人がさっそくそのSM-IIIのPre/Powerコンボとの聴き比べをやっています。またPre/Powerコンボというほかにも改造をしているSM-IIIのようです。
http://www.fixup.net/talk/topic.asp?TOPIC_ID=1760
その前にPre/Powerコンボとはなにかというと、SM-IIIを二個使ってひとつはオペアンプだけ(これがpre)でもうひとつはバッファだけ(これがpower)にしてケーブルでつなぐものを差しているようです。オーディオのプリとパワーのように役割がそれぞれ独立しているというものです。
(ちなみにcomboはcombinationの省略形でアメリカ英語ではよく使います。日本語の「定食」もcombo mealとなります)
全体的にはSM-IVとSM-III(pre/power)だとほぼ拮抗しているということで、Xinの思惑通りの性能は出ているんでしょう。
従来のSM-III単体と比べるとかなりレベルが高くなっているということです。SM-IVのまず感じる利点は音場感が良いということで、単に広さということではなく密度感とか音の重なりなど広がり方が質的に高いということのようです。
またスピードとかインパクトとか音離れ・歯切れの良さはかなり良いようですね。重苦しいというよりはすっきりしているということです。音のセパレーションが高く解像力も高いとのこと。音楽が生き生きと感じられるように思えます。特にSM-IIIとくらべると透明感が高く高域のきつさもない、上下もかなり伸びているようです。
ちなみにこのレビューのSM-III(Pre/Power)とSM-IVはオペアンプが異なっていて、SM-IVは627を装着しているようですので、そのキャラクターが4ch技術で最大限に発揮されているということもあるかもしれません。音の印象もオペアンプの違いが出ている分もあると思います(この人はあとでSM-IVのオペアンプを交換してインプレするとも言っています)
全体にiModによく合いそうなキャラなのでかなり気になります。
$350に627x3だと+$150かぁ..
Music TO GO!
2006年05月11日
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OPA637もSM-III同様に使えるようですが、(OPA627+BUF634)x3(写真の例?)がお勧めみたいですね。
OPA627/637は入手性が悪く、DigiKeyですら、今現在での在庫は無しみたいです。
(OPA627はSOICのみあり)
RSonlineには8DIP(SIP)の在庫があります。
1個3120円なので、x3で1万円弱。
多少、安いですね。
但しAP(非選別品)です。
基本的にわたしは自作・改造系の人ではないので...なんだか仲間だと思われてるふしもありますが(笑)
分離が良くて透明感があって上から下まで出るって、非の打ち所がないじゃないですか。(笑)
さらに分離が良くて、さらに透明感があって、さらに上から下まで出るっていうことになると思われます(笑)