Music TO GO!

2006年05月06日

GS-1000の特性グラフ

HaedRoomにもデモ機が到着したようで、下記のスレッドにさっそく周波数特性グラフを測定した結果をアップしています。

http://www6.head-fi.org/forums/showthread.php?t=178190

いままでのインプレからだとかなり上品タイプかと思いましたが、かなり特徴的なようです。高域にかなりピークがありますが、これはHeadRoomのTyllさんいわくレゾナンス(付帯音・残響音)のようなもので他の音と混じる傾向にあり、実際に聴いてみた感じでは刺さる感じはないということです。この辺が意外とかくし味なのかもしれません。
低域もHD650より上だしかなりアクティブな感じに思えますが、音は膨らまずにしっかり締まっているようですので全体にかなり独特な感じです。
ポストにもあるように周波数グラフは一部のことがわかるだけで、解像力や音場などいろいろな特性はさらなるレビューを待ちたいところです。

下記のHeadRoomのページで自分でもいろいろなヘッドホンと試すことができます。

http://www.headphone.com/technical/product-measurements/build-a-graph/
posted by ささき at 10:17| Comment(2) | TrackBack(0) | __→ Grado GS-1000 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
周波数グラフおもしろかったです。

RS1の特性を見ると2000Hzあたりで、盛り上がってるんですね。この帯域周辺は確か人間の聴感上の感度が敏感なところで、RS1の明快さ(私の感じるキツさ)はこんな所に原因があるのかも・・・などど考えてしまいました。(^^)

GS1000には、この盛り上がりが無いので、比べればかなり大人しい印象を与えるのかと。10000Hzを
超えた領域で持ち上がってるのは、空間情報の豊かさを強調したいのでしょうか。
Posted by ゴーヤ at 2006年05月07日 10:06
そうですね、スピーカーのこうしたグラフを見ていても全体の形というよりも局所的なピークとかディップの与える影響というのもありますね。
ゴーヤさんのところで話題があったかもしれませんが、ステレオサウンド誌の特集で測定的には山のあるウィルソンオーディオなんかがフラットに聴こえたり、味系と思われてるソナスなんかが意外と測定的にフラットだったりしますものね。
Posted by ささき at 2006年05月07日 10:18
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