iOS4.2のUSBオーディオ機能強化とFLAC Playerの件ですが、知見ある人に確かめてもらったところ、FLAC Playerで96/24の曲を再生するとやはり96kHzのハイサンプリングで出力されているようです。また96だけでなく88も対応されています。FLAC Playerを使えばなんとiPadでハイサンプリング再生ができると言うことですね。(iPodアプリではだめのようです)
ただしビット幅(レゾリューション)の方はUSB DACには24bitで送られていますが、中身は16bitが詰められて下位8bitはゼロの状態で送られているようです。つまりUSB DACで扱うためにデータを24bitにそろえていますが、中身はハイレゾデータではなくなっています。
Band on the RunとFLAC Player
そこでFLAC Playerの作者のDanさんに直接聞いてみることにしました。こちらはFLAC PLayerのリンクです。
http://itunes.apple.com/jp/app/flac-player/id390532592?mt=8
Danさんの言うところによるとFLAC Player側では常にFull-qualityでiOS側に送っているということです。48/16という制限も以前のiOSがそうだったからということのようです。4.2での変更点については良くわからないが、いま96kだせるのならその変更が関係しているのだろうということです。
それを考えるとやはりこのiOS4.2ではiOSのCoreAudioでなんらかの変更があったと言うことと、8bitを削っているのはiOSの方であると言うことが推測できます。
もし96/24のハイレゾ音源がiPadでビットパーフェクトで出るとなかなかすごいことなので、Danさんのほうでこの件についてちょっと見てくれると言うことです。
さて、また面白くなってきました。
Music TO GO!
2010年11月26日
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