Music TO GO!

2010年11月10日

DSDの夜明け

CAフォーラムの記事によると、DSD対応したDACが12月に$1500で登場するようです。
http://www.computeraudiophile.com/content/Mytek-Stereo-192

こちらのMytek Stereo 192です。これはつまりPCMにいったん変換せずに直でDSDで入力が出来るということですね。
http://www.vintageking.com/Mytek-Digital-Stereo192-DSD-DAC

メーカーサイトはこちらです。
http://www.mytekdigital.com/index.htm

この前書いたSabreチップを使うようです(ES9018かどうかは不明)。Sabreはデルタシグマ系のチップです。DSD+Sabreということで流行りの先端をいっていますね。もちろんPCMも192まで対応でき、USBもアシンクロナス対応でFirewireも付いてヘッドフォンアンプまであります。

またDSDを再生できるプレーヤーソフトではコルグがDSD再生ソフトのAudiogateをフリー化するというニュースが下記にあります。twitterアカウントが必要など厄介なところもありますが、一歩前進でしょうか。
http://www.korg.co.jp/News/2010/1105/

またDSD配信も広がってるのか、下記のBluecoastというアメリカのサイトでもDSD配信を始めています。
http://bluecoastrecords.com/blue-coast-collection
こちらはアメリカらしいブルースとかカントリー系のようですが、数曲買って見たところ録音もなかなか良いです。
DSD配信形式はノルウェーの2L同様にDFFと、ototoyのようにDSFの両方でやってますがここはDSFはディスクイメージで配信しています。

DSDのファイル形式にはいくつかあり、このコルグのページに一覧解説が有ります。
http://www.korg.co.jp/Product/DRS/MR_Style/format.html
DFF(DSDIFF)であればFoobar2000のDFFコンポーネントやHQ Playerでも再生ができます。(出力はPCMに変換されます)

DSDもソースからプレーヤー、DACまで下地が揃いつつありますね。あとはこれらを一本の線にすることでしょうか。
posted by ささき at 09:13 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック