そしていま一人のひとが感慨深げに岩手で桜を見ているはずです。
さきほどウクライナで見つかった元日本兵、岩手県出身の上野さんです。
こちらは南の島で見つかった横井さんや小野田さんとは違い、行方不明のままウクライナの暮らしに慣れてしまい向こうで家族を作って新たな人生を送っていたということのようです。もう日本語も話せないくらい日本とは疎遠の暮らしをしていたようですね。
そうした上野さんがふたたび日本に戻り、「故郷の桜が見たい」と語ったそうです。
やはり世界のどこであろうとも、桜が日本人共通の感覚としてあるのでしょう。
