前にiPhone4.2ではUSBのAsync転送がサポートされるかもしれないと書きましたが、
http://vaiopocket.seesaa.net/article/164940747.html
この週末にアメリカのデンバーで開催されたRMAF(ロッキーマウンテンオーディオフェスト)のWavelengthのブースで実際にゴードンさんがProtonとあわせてデモをしていたようです。
こちらのStereophileのRMAFレポートに載っていました。(ここで自社カタログといっしょにUSBメモリにつめてAyreWaveを配布していたようです)
http://blog.stereophile.com/rmaf2010/wavelength_leads_the_way/
おそらくiOS4.2でiPadはAsync転送に対応すると思いますが、同時に現状ではProtonはiPadで動作しないので、これが動いているということはiOS4.2で動作DACが現在の48/16制限を越えて拡大するのではないかと思います。Protonはゴードンさんがなにか手直ししたかもしれませんが、おそらくはiOS4.2から96/24くらいまで対応可能になっているかもしれません。ただし24bitはデータが24bitであっても16bitにしてパディング(詰めて)転送するかもしれません。
この辺はまた実機が出たら確認してみないと分かりません。Audiophilleoが動作できればよいのですけど。
これと先に書いたFLAC PlayerとあわせるとiOS機の可能性というのはかなり広がりますね。
それと下記の会社からPandoraという、やはりゴードンさんのコードを使ったUSB Audio Class 2.0のDACが出るようです。
http://www.aesthetix.net/products.php
USB オーディオクラス2.0もだんだんと広がっています。
そのほかのRMAFの話題ですけど、今回もHead-Fiが参加して話題となったことがStereophileのブログにも書いてあります。
http://blog.stereophile.com/rmaf2010/canjam_at_rmaf/
もうひとつ、今回はComputer Audiophileの主催Chrisさんもセミナーを持ったことが書かれています。アメリカでもヘッドフォンとコンピューターオーディオというふたつがやはりオーディオの新しいけん引役であって、両方ともユーザーからのボトムアップのムーブメントであるという点が日本とも共通しているのが興味深いところです。
Music TO GO!
2010年10月19日
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