ちょっと大作だったのは「大人のための新世代セカンドシステム(P83)」の記事です。
これは9台のプリ機能のついたヘッドホンアンプを聞いて、私がヘッドホンリスニングを担当して(Part1)、角田さん・和田さんがスピーカーリスニングを担当する(Part2)という企画です。ヘッドホンでもスピーカーでも使える組み合わせでスモールシステムを提案するというわけですね。
台数も多いしIKEMIとMacでそれぞれ聴いたので試聴だけでも大変でした。でもなかなか面白いものに仕上がっていると思います。価格帯もicon HDPからZodiac+まで無理のない価格帯ですし、旬なものから定番まで選んでいます。参考にしてもらえればさいわいです。
それとウルトラゾーンのedition 10の紹介記事(P150)を書いています。自分のブログでは発表会のところを主に書いたんですが、今回はレビューの試聴ということで自分のシステムで聞くことができました。
レビューでは読む人に分かりやすい土台が必要なので、上の特集でも取り上げているBCLを使用していますが、うちのHeadroomでもじっくり試しています。そのためけっこう音については把握したつもりです。やはりBCLの方がedition10とは良い組み合わせになるという感じですね。
edition10も賛否はありますが、個人的には全体的にみて仕上がりは良いと思います。ただフジヤさんのインタビューにもありますが、今回は音調整前のモデルということで多少直すべきところはあるかもしれません。また製品版の音が楽しみですね。
ちょっとギャラリーをお楽しみください。


また、今回はヘッドホン・イヤホンもたっぷり乗っていてShureのSE535(P101)とファイナルオーディオの新イヤホンheaven-s(P103)についてもわたしが紹介記事を書いています。
PCオーディオとヘッドホン・イヤホンがオーディオ誌の紙面を飾ると言うのもすっかり市民権を得てきました。良いことです、竜馬伝さながら新しい時代の変わり目を感じますね。
ほかにも今回は付録CDが元ゴダイゴのギタリストによるロックものなど、見所聴き所満載ですので、ぜひお求めの上、ゆっくりお楽しみください。