Music TO GO!

2010年06月06日

Amarra2.0登場

Amarraがバージョンアップされて2.0となり大きく変更されたようです。
http://www.amarraaudio.com/
さまざまな変更点がありますが、デザイン的にもいままでiTunesに寄生しているようなソフトウェアだったのが、より単体プレーヤーに近いものになったように思ます。これは一つには2.0では期待されていたようにFLAC対応がなされたのですが、iTunes本体ではFLACを取り扱えないので、従来のローカルなプレイリスト機能を拡張してFLACが取り扱えるようにしたと思います。そこを拡張したのでより単体プレーヤーに近いようになったように見えます。バックグラウンド処理機能が拡張されてFLACはAIFF(Macの場合?)に変換可能とありますが、FLACはnativeサポートとも書いてあるので直接再生できると思います。
FLAC対応以外ではフルバージョンではDSDが取り扱えるようになったようです。ただこれは直接DSDを再生しているのではなく、PCMにバックグラウンドで変換する機能がついたというようです。miniではこの機能はなく、miniの最高サンプリングレートが96/24のところも同じです。
Miniはライセンスの形態と価格の関係が少しだけ変わりましたが、大きな価格の変化はありません。そのかわりエントリーバージョンとして$79と低価格のAmarraジュニアというタイプが加わっています。これはサンプリングレートが44kHzまでと制限がありますが、24bit対応ですので、ハイサンプリング対応ではないけれども、ハイリゾリューション対応と変則的なものになっています。またジュニアではいろいろな機能制限があります。
これはあきらかにPure Music Player対策に思えますが、なんと今回Amarraビニールなるソフトも加わりました。あきらかにPure Vinylを意識したものでしょうね。こちらは8月発売とのことです。
それと新たにHDtracksと提携を始めたようです。

Amarra対Pure musicも良い競争関係になってくれると面白いところです。
posted by ささき at 11:52 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック