元ジェネシスのヴォーカリスト、ピーターガブリエルの久しぶりの新作です。これはいままでのソロ作品とも一味違うカバーアルバムです。
ルーリードやポール・サイモン、デビットボウイなどいろんなアーチストをカバーしてますが、統一したトーンがあり全体としてまとまったトータルアルバムに仕上がっています。
声質はジェネシス時代と比べても変わらないけれども、一層の深みと円熟を感じさせます。
いままでのソロ作品とも違い、ワールド指向もなく、オーケストラアレンジで音数少なめに落ち着いた調子で歌う様子はスティングの最近の作品を思わせます。
スティングやこのピーターガブリエルの作品は単に昔のひともまだやってます、というだけでなく年齢を重ねた深みにふさわしい大人のロックという言葉に符合する作品に仕上がってると思います。
試聴は下記アマゾンサイトにて行えます。
Music TO GO!
2010年02月21日
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