Music TO GO!

2006年02月27日

Aria2とEdition7

フィギュアのエキシビジョンのBGMとしてPaul SchwartzのAria2からの曲がかけられていたので、ちょっと取り出して聴いています。これはチルアウト系の曲でまさにチルアウトのメッカであるイビサ島にあるCafe del Marというカフェのオリジナルレーベルの曲です。
ここからAve Mariaがかけられていました。チルアウト系は静と動のフィギュアにはむいているかもしれません。

http://www.paulschwartz.com/home.php

Edition7+HD-1L+Anaconda+IKEMIで聴いてますが、まさにこの組み合わせは耳の中のハイエンドオーディオというくらいのレベルの再現性があります。こうした曲はとても複雑に音がミックスされていますが、Edition7はどんなに複雑に音が混じっていてもきれいに音色を描き分けます。しゃがれた男声と澄んだ女声が絡み合うところなどはまさに立体的という一言です。
高域の解像力も低域の迫力も絶品といえます。

ただオーディオのハイエンドといってもいわゆるマッキン+JBL的な意味合いもあり、たとえばマークレビンソン+システム7のようないわゆるハイファイ調の音のバランスのよさというところとは違うかもしれません。この辺がヘッドホンオーディオのひとつ目指してもいい方向のような気がします。
たとえば良くリファレンス的に言われるGrado HP-2なんかはひとつひとつの音の形が正確で周波数レスポンスもとてもフラットです。モニタ的といわれますが、HP-2の場合はそれがとても聴感的な気持ちよさを作っています。HP-2は性能的にはEdition7や最新のヘッドホンに道を譲ると思いますが、こうした方向が今あってもいいような気がします。
posted by ささき at 22:57| Comment(3) | TrackBack(0) | __→ Edition7, L-3000 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とてもハイレベルなシステムですね
その素晴らしさが伝わってくるようです

後半の考察も、経験不足の私にもなんとなく理解できます
確かに性能だけでは語れない魅力ってありますよね
それこそがオーディオのホントの魅力なのでしょうね
Posted by ためごろう at 2006年02月28日 10:40
Edition7とHD-1Lは色合いの濃厚なハイファイサウンド、そこをIkemiが絶妙に和らげてるような印象をもちます。はい、全くのイメージですが。(^^;

HD1Lはついこの間まで候補でした。ハイファイだけど厚みがある音はなかなか魅力的だと思いました。買わなかったのは、ささきさんが既に持っている(笑)ことと、ピアノフィニッシュは傷が付きやすいという理由ですが、現在入荷待ちのCordaの音次第では、後悔するかも・・・(^^;
Posted by ゴーヤ at 2006年02月28日 17:16
> ためごろうさん

そうですね、やはり自分の目指す音とか嗜好というのがありますのでいろいろな魅力を見つけられます。
またあるときはこういう音がよいと思っても、また違う音がほしくなったりしてね。
深くてはるかな道が待っております(^^

> ゴーヤさん

たしかにこの組み合わせは濃いですね。L3000のようなどっしりした濃さとも違いますが、濃厚です。

やはり人と違っていろいろ持ってもらったほうが助かります(^^
機会があれば聴き比べでもしましょう。
Posted by ささき at 2006年02月28日 23:48
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