Music TO GO!

2010年01月16日

Jerry Harvey氏によるJH16のコメント

先の記事ではHeadfiでのJudeさんの書き込みでしたが、JH16に関するJerry Harvey氏のアナウンスはFacebookの方に出てたようですね。下記にJerry氏自身が書いたJH16に関する興味深いコメントが乗っています。
http://www.facebook.com/note.php?note_id=258462062282
これによるとJH16はJH13を音質的に凌駕するものを狙ったのではなく、異なるミュージシャンのためのものであるということです。というのはライブでは通常のマスターレコーディングよりも低域をより強調させて聴く必要があるので(ボリュームをあげすぎてディストーションを起こさないために)headroomを稼ぐ必要があり、そのために低域をあらかじめ加えたJH16であると。JH13とJH16は音的には似ていてJH13を現時点で超えるのは難しいと書いてます。
このheadroomを稼ぐというのは前に書いたように2x3ドライバーを採用したJH13の基本的な設計方針でもありますが、JH16はJH13の正常進化系というよりは、バリアントと言った方が良いかもしれません。

なかなか良心的なコメントです。ハイエンドカスタム戦争と言っても周りが騒いでるだけかと、ちょっと反省しますね。
posted by ささき at 12:35 | TrackBack(0) | __→ JH13, JH16 カスタムIEM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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