Music TO GO!

2009年11月08日

秋の夜長の音楽、ピアノとハープ

だんだん秋も深まり山には紅葉も見られるようになってきました。日が落ちるのも早く、夜が長い季節になってきます。
こうした夜にもの思いをしながら音楽に聞き入りたいときにお勧めの音楽を二枚紹介します。

まずドイツのピアニストのFrank Federselの新作アルバム"Uber Morgen Gluck"が出ていました。
ずいぶん前にジョージウインストンのピアノソロの曲が流行りましたが、これもそうしたニューエイジ系の美しいピアノソロのアルバムです。ただこうした音楽はけっこう多いんですが、わりと多くはα波の音楽的な退屈なものになってしまいがちです。Frank Federselの音楽はやさしく優雅で詩的ですが、ときに情熱的に抑揚と映像感のようなものも感じさせてくれます。マイケルナイマンが好きな人にもお勧めです。
以前の"Hoffen Traumen Suchen Fragen"も良かったんですが、今回の作品はさらにアルバムとしてまとまりが良くなっているように思います。

Frank Federselの作品はこちらのMySpaceで聴くことが出来ます。
http://www.myspace.com/frankfedersel

購入はTower Recordから買うことができます。
Frank Federsel - Uber Morgen Gluck
こちらは新作です。

Frank Federsel - Hoffen Traumen Suchen Fragen
MySpaceの楽曲は主にこちらのアルバムです。


もう一点はAssia Cunegoというハーピストの"Canto Ostinato"です。
一年前くらいにオランダの現代音楽家のシメオン・テン・ホルトの"Canto Ostinato"という曲を紹介しました。下記の記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/111881527.html

今回紹介しているのはこの"Canto Ostinato"をハープ用にアレンジしたものです。
もとの曲の持つミニマル的で現代音楽的な感覚は薄まりましたが、いつまでも永遠に続くかのような曲の持つ美しい旋律をもともと音色のきれいなハープで演奏することで、とても美しい音世界を構築しています。

試聴はこちらのMP3 Sampleをダウンロードください。
http://www.simeontenholt.com/Assia_Cunego.htm
こちらとはアートが異なるものが国内に輸入されています。
購入はTower Recordから買うことができます。
Assia Cunego - Canto Ostinato

あとはお気に入りの本が一冊あればいうことなし、でしょう。
posted by ささき at 22:50 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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