海外通販をする場合にはPayPalとかクレジットカードが必要になります。
ただ日本とは勝手が違う面もあり戸惑う場面もあるかもしれません。そこでわたしのアメリカでの買い物経験というところからその背景を少し書いてみたいと思います。
わたしがむこうにいたときは月$1500の家賃のところに住んでいました。ちょっと高めですが治安を優先したわけです。
それでその家賃をどうやって払うかというと、日本的に考えると銀行振り込み(自動引き落とし)ですが向こうでは小切手(チェック)を書きます。それを月に一度、なんと普通郵便で大家さんに郵送します。はじめは個人が小切手書くというのもさることながら、$1500もの金を普通郵便で送るということで抵抗があったのですが、なんどもやり方を確かめるとそうしろといいます。しかし一度も郵便事故のようなものはありませんでした。
この方式は変わったものではなくごく一般的なやり方で、むこうでは逆に銀行振り込みというのは一般的ではなかったのです。これは銀行の信用度合いの差とも言われます。よく覚えていませんが光熱費もたしかチェックだったと思いました。電話に関してはたしか引き落としが可能だったように思います。
日本では小切手というと金持ちが大金を使うときという印象がありますが、むこうではスーパーでおばちゃんが数十ドルのものを買うときでも小切手を書きます。普段現金を多くは持たないお国柄だからでしょう。
わたしはむこうでの生活心得として懐には$100程度の現金を持つようにといわれました。これは襲われたときにそれ以上取られると罪が大きくなるので証拠隠滅に殺される可能性があり、それ以下だと相手を怒らせるからと教わりました。もちろん幸いにも一度もそうした事態には至りませんでしたのでここにこう雑文を書いているわけですが(笑)
ですのでアメリカでは小切手を切るというのが一番手軽で確実な支払い方法でもあります。
PayPalというのはこの小切手に近い感覚です。小さな個人経営のところではクレジットが扱えない場合があり、支払いはCheck(小切手)を送れというところがあります。ただし日本からはCheckをきれないので、それを代行するような感覚です。PayPalがクレジット支払いの仲介をしているともいえます。いずれにせよ最終的には銀行振り込みになると思います。
Ebayの個人売買の送金なんかにも便利です。
検索すると下記リンクなど日本語の解説ページもいくつか見つかると思います。
http://e-okozukai.com/PAYPAL-index.html
クレジットカードについては次に書きます。
それとよくショップのサイトではチェックアウトの所で「どこそこ州に住んでいるか」というチェックマークを付ける所がある場合があります。これはアメリカでは日本で言う消費税はその州の住人だけかかるからです。そのためアメリカでは送料がかかっても州外から買ったほうが安いことがよくあります。日本からの購買でも免除されます。(厳密に言うといろいろあるようですが)
Music TO GO!
2006年02月09日
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こうした背景、勉強になります
カード編もごらんください!
http://vaiopocket.seesaa.net/article/13050874.html
に掲載していただいてる下記サイトはURL変更になりました。
http://ekozukai.com/PAYPAL/PAYPAL-index.html
新URL
http://e-okozukai.com/PAYPAL-index.html
よろしくお願いします。
本文訂正しました。