今回のハイエンドショウの私的な興味はやはりPWT(PerfectWave Transport)とPerfectWave DACです。
PerfectWaveシリーズについては何回かうちでも書いてますので下記記事を参照ください。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/112389073.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/99027585.html
土曜日はボール社長もこられたようでちょっと行けなかったのが残念でした。わたしは本日の締めのイベントのPWT/PWDと他社6本スピーカーの組み合わせによる試聴タイムに参加してみました。
音は贅肉がなくシャープで、端正な音の形を描き出します。またしっかりした音の支配力があり強奏するときに破綻しないのが見事ですね。普通はそうしたところはスピーカーかアンプの力にも思えますが、Dynaudioとかフォーカルとかいろいろな個性のスピーカーと合わせても統一した力を感じます。ソース部ががっちりと音をコントロールしている感じです。
HRXの176/24のハイサンプリングソースによるクラシックがメインでしたが、かなり満足がいくものだったのではないでしょうか。
それぞれ50万円と価格も発表されましたが、まさにPS Audioのハイエンド市場への参入がどのようになっていくのか楽しみです。
また47研究所からアナログ感覚のFMチューナーとともにUSB DAC付プリアンプとヘッドホンアンプが発表されていました。
下の写真の左がFMチューナーで右がプリアンプです。プリアンプの方は来年くらいになるようです。
ただ4706ゲインカードがヘッドホンアンプになったようなハイスピードのびりっとしたものを期待していたのですが、そうしたものではなくもっとカジュアルなもののようです。
47研というと小型スピーカーのlensもなかなか好きなんですが、今回はとなりに兄弟機と言える同じ大村さん系のドライバーを使用したAM105iが並んで出展されていました。左がLensで右がAM105iです。
同じように47研のアンプを使っていたんですが、聞いて見ると音の傾向はLensとは違い、スリムでハイスピードのLensに対してリッチでサイズにしては鳴りのよさがあるという感じに仕上がっています。どちらかというとこれも兄弟機のCz302に近い感じのように感じます。
Lensの方はやはり47研の音にあわせて作りこんであるという感じです。AM105のものは新規とはいえ同じようなドライバーでもチューニングの違いでずいぶんと異なるものになるように思えますね。
Music TO GO!
2009年10月11日
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