カメラはいつものようにEOS-1DsMkIIとソフトレンズの組み合わせで撮りました。
ソフトレンズはシャープに撮る、というのがソフト効果を生かすコツといえるかもしれません。ここでも光のハイライトの中でも被写体面は芯がありあくまでシャープでピンがきちっと来ています。それによりソフト部分との対比がより明瞭となります。


EOS-1DsMkII, EF135/2.8 Soft
50mmのソフトレンズは雰囲気のあるスナップにも好適です。
画面全体をぼかしてなんとなく雰囲気を作るというのではなく、ふってくるような光のハイライトを浮き立たせて絵の印象を強めてくれます。


EOS-1DsMkII, VK50R
撮っているとふと鈴のような音が聞こえてきます。
ここは風流にも水琴窟(すいきんくつ)があります。下の写真手前の石の詰まった管(壷)の下に水琴があります。水琴は400年ほど前に考案されたもので土中に埋めた壷に落ちる水が反響する音を楽しむものです。その音がかすかに歩くものの耳に入ってきます。

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音と空間の表現という点では先人たちの方が少し深い知恵をもっていたのかもしれません。