今日は東京近郊でも7割近く欠ける部分日食が観測できました。
あいにくの天気でしたが、わたしも雲の間からつかの間ですけど三日月状に欠ける太陽を見ることができました。スモークの下敷きを持っていったんですけど、雲にかかっていてかえって肉眼でも直視することができました。たしかに実際に見てみると感激もひとしおですね。
日食と音楽ではピンクフロイドの代表作である「Dark side of the moon(狂気)」にそのまま「eclipse」という曲があります。Eclipseだけだと単に「食」なので、こちらはタイトルからすると月食といったほうが良いかもしれませんが、日本語版のタイトルは「狂気日食」となっています。単に語呂合わせとは言えますけど。。
一方でこの前発射の記念日に書いたアポロは8日かかって地球に帰還するので、まだ地球に帰還していないことになります。
天文学的なといいますけど、日ごろちまちまと生きている身からすると壮大なことではあります。
今回はアポロ11号40周年記念記事の第二段としてアポロ計画にインスパイアされた音楽を紹介してみようと思います。
まずはブライアンイーノの"APOLLO"です。
イーノはロキシー時代や一部のソロ、新作などではポップな人ではあるのですが、一方ではこうしたアンビエント系の始祖のひとりとしても有名です。本作はNASAのAPOLLO計画の番組のサントラですが、その時期の代表的な作品です。個人的にも好きな作品です。
当時はこうした音楽を環境音楽といっていましたが、環境音楽というのは家具の音楽という別名もあるくらいで、今のアンビエントとは考え方も異なる点があります。そのうちこの辺も書いてみたいと思います。
下記のYoutubeのリンクでApolloからの抜粋を聴くことが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=lOgQyIMX_XU
また、ここで上の"Dark side of the moon"とも絡むのですが、このアルバムではエンジニアとして名を上げたアランパーソンズの"On Air"にもApolloという曲があります。
アランパーソンズもエンジニア出身として有名なアーチストです。わたしも良録音というのを意識はじめたのはアランパーソンズあたりのように思います。「狂気」などはよくオーディオのリファレンスにも使われています。
ただアランパーソンズプロジェクトからソロ活動になってからはあまりぱっとしなかったのは残念です。ただこのApolloでは代表曲のひとつ「ルシファー」を思わせるなかなかかっこよいアランパーソンズ節を楽しむことができます(当時の音楽風ではありますが)。ケネディの演説も効果的に使用されています。下記のYoutubeで楽しむことができます。
Music TO GO!
2009年07月22日
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