Music TO GO!

2006年01月23日

LINNのLKシリーズ終了

とうとうというかIKEMIを含むLINNの黒い箱シリーズ(LKシリーズというそうです)が全て生産終了となるようです。LINNというとこの形というイメージでしたが、これからはすべてClimax筐体になるのでしょうね。
わたしはこのシリーズのオーナーなので悲しくもあります。

http://www.linn.jp/news/press/index.html

もともとLINNのこのコンパクトな黒いボックスはLPジャケットのサイズから来ているとのことです。これはLP12ではじまったリンのこだわりといえるのでしょうね。
CD時代に入ってもしばらくはCDプレーヤーを出さなかった(91年にKarik/Numerikが出るまで)というのもすごい話ですが、この初のCDプレーヤーであるKarik/Numerikがマスター・スレイブタイプのCDP/DAC間クロックシンクロ方式の嚆矢でもあるという点で独創性と伝統が巧みにブレンドされたLINNのキャラクターを感じます。

ちなみにLINNのKarikとはゲール語で水に棲む妖精だそうです。"Numerik"のようにLINNはCをKとわざとなまったりしてタイポしてますが、これもLINNがベースとするスコットランドという風土を感じます。この辺は以前に書いたクラナドの誇りと通じるものがあるようです。
posted by ささき at 22:16| Comment(2) | TrackBack(0) | __→ LINN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現行のリンのアンプのデザインがあまり好きになれないこともあるんですが、私もクラシックのユーザーとして少し寂しいですね。ムンドの旧SRシリーズもそうですが、同じクオリティなら小さい方が好き。

そういえば、今使っているマイクロメガのトランスポートの大きさって、LinnのLKシリーズとサイズほとんど同じなんですよ・・・(^^)

上の記事もみましたが、ついに、オルフェスですか。唖然としてます。一度音を聴いてみたい・・・と思ってる人は私を含め沢山いるでしょうね。次はゼンハイザー博物館かな?(笑)
Posted by ゴーヤ at 2006年01月24日 13:26
そうですね、LINNというとClassikのイメージも強いですね。
LINNというとこうしたミドルクラスで良いものを作るという感じだったんですが、最近はハイエンド志向とAV志向が顕著なのでイメージを変えたいのでしょう。IKEMIまでディスコンになるとは思いませんでした。CD専用機はほんとになくなっちゃいますね。
SRシリーズとかJobの系統も小さくていいですね。

ちなみにオルフェウスは"Baby"(HE60)の方です。
さすがに"Big O"(HE90)の方はちょっと...
Posted by ささき at 2006年01月24日 16:39
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