とうとうというかIKEMIを含むLINNの黒い箱シリーズ(LKシリーズというそうです)が全て生産終了となるようです。LINNというとこの形というイメージでしたが、これからはすべてClimax筐体になるのでしょうね。
わたしはこのシリーズのオーナーなので悲しくもあります。
http://www.linn.jp/news/press/index.html
もともとLINNのこのコンパクトな黒いボックスはLPジャケットのサイズから来ているとのことです。これはLP12ではじまったリンのこだわりといえるのでしょうね。
CD時代に入ってもしばらくはCDプレーヤーを出さなかった(91年にKarik/Numerikが出るまで)というのもすごい話ですが、この初のCDプレーヤーであるKarik/Numerikがマスター・スレイブタイプのCDP/DAC間クロックシンクロ方式の嚆矢でもあるという点で独創性と伝統が巧みにブレンドされたLINNのキャラクターを感じます。
ちなみにLINNのKarikとはゲール語で水に棲む妖精だそうです。"Numerik"のようにLINNはCをKとわざとなまったりしてタイポしてますが、これもLINNがベースとするスコットランドという風土を感じます。この辺は以前に書いたクラナドの誇りと通じるものがあるようです。
Music TO GO!
2006年01月23日
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そういえば、今使っているマイクロメガのトランスポートの大きさって、LinnのLKシリーズとサイズほとんど同じなんですよ・・・(^^)
上の記事もみましたが、ついに、オルフェスですか。唖然としてます。一度音を聴いてみたい・・・と思ってる人は私を含め沢山いるでしょうね。次はゼンハイザー博物館かな?(笑)
LINNというとこうしたミドルクラスで良いものを作るという感じだったんですが、最近はハイエンド志向とAV志向が顕著なのでイメージを変えたいのでしょう。IKEMIまでディスコンになるとは思いませんでした。CD専用機はほんとになくなっちゃいますね。
SRシリーズとかJobの系統も小さくていいですね。
ちなみにオルフェウスは"Baby"(HE60)の方です。
さすがに"Big O"(HE90)の方はちょっと...