CanJam09も終了しました。CanJamでのGRADO HF-2については少しずつコメントがあがってますが、参加した人は家に戻ってからまとまったコメントを書く人も多いので、まだあまり詳しいコメントは少ないようです。
単発的なコメントから推測すると大体において音質のレベルはRS-2やSR325あたりよりは上でRS-1レベルかは微妙なところ、というくらいの位置づけのように思います。音場がどうとかは人によってコメントが違うので、細かいところはまだなんとも言えません。しかしたいがいの人がそろっているのは「GRADOらしくない」というところのようです。
なにがGRADOらしくないかというと、GRADOというとイメージとしては前に出るというか耳に近くて尖ってアグレッシブみたいなところがあると思いますが、RS1なんかと比べるとより「ニュートラル」といいます。ニュートラルというか、日本語的に言うと「普通にいい」みたいな感じでしょうか。
高域はあまりきつくないというのも統一したところのようです。あるいは解像感がRS-1ほど感じられないというのは、バーンインの違いのほかには高域の尖りが少ないのでそう感じられるのかもしれません。
あとはdarkというコメントも少し見かけますね。darkっていうとOmegaIIとかHD650でよく評される言葉です。実際に高域がそれほどきつくないこととあわせてHD650っぽいと言う人もいます。あるいはあまり前に出てこないのでそういうのかもしれません。
ただ客観的にそんなにニュートラルというわけではなくて従来のGRADOに比べると比較的ということのようで、ヴォーカルがいいといわれているGRADOらしくはあるようです。まあちょっと大人のグラドというところでしょうか(^^
CanJamでの試聴はボウルパッドだったようなので、この辺はフラットパッドをつけても変わるかもしれません。
ハウジングはメタルのアウターと木のインナーのハイブリッドです。この辺がBaby PS-1000の由来と思いますが、音の印象もPS-1000ほどリファインされてないが、特徴は似ているという人もいます。
ちなみにインナーのウッドはもともとはHF-1が嚆矢ですので、Head-Fiモデルのトレードマークとしてもおかしくないことです。シリアルもHF-1と同じところに書いてあるようですね。
画像も光線によってはチープだったり、高級感があったり、とさまざまですが、見た人はおおむね好感のようですね。
HF-2についてはもうちょっとコメントが見たいようにも思いますけれど、、まあもう注文しちゃったからいいけど(笑)
Music TO GO!
2009年06月01日
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