HeadfiでShureの新しいフラッグシップIEM(In Ear Monitor、いわゆるカナルタイプ)のE500を試聴する会があったようです。
そこでUE-10と比べたレポートが載っていました。環境はiPodからノートPC + Lavery DA10で気合が入っているのまでいろいろ持ち込んだようですね(^^
全体にUE-10が正確で分析的なのに対して、E500は音楽的というかより豊かで楽しく聴くことができる、それでいてUE-10より上は高く伸びて下は深く沈むということです。解像力も同等ということのようです。
性能は普通のヘッドホンのハイエンドクラスと比べても遜色なく(価格を考慮すると)IEM業界の地図を塗り替えるとまで言う人もいますね。UE-10の方がいいという人もいるので大きくUE-10を超えるとか下回るというわけではなく、音的には同等クラスで分析的なものが好みか、音楽的な鳴りが好みかで分かれるのでしょう。
装着ではカスタムのUE-10には勝てませんが、ユニバーサルタイプとしては悪くないようです。写真では不評もありますが、実物は悪くないんでしょうね。実際はE5cより小さくて軽いという話です。
E5cではケーブルが硬くて取り扱いしにくいんですが、E500はそうしたことはないようです。
それとPtH(押すと周囲の音が聞こえるモジュール)もなかなかよくできているようです。これは単に音楽を低くミュートするだけでなく内蔵マイクで周囲の音を拾うというもののようですね。(単4一本で20時間持つということです)
また新しいフォームパッドも開発されたようです。黒くてオリーブの形をしていて、ざらざらしているというより滑らかなようです。
こうしてみるとE500はけっこういい感じのような気がしますね!
E5cもかなり良いと思いますが、それよりも良くなっているのは確かのようです。E5cもこれと併売するなら値段が下がるんじゃないかという気もしますが...
Music TO GO!
2006年01月20日
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