Music TO GO!

2009年02月13日

ALO/RWAの新アンプ、"Amphora"

少し前に触れましたが、VinnieさんとKenさんのコラボで製作していた新型アンプがそろそろ発表されるようで、Vinnieさんの書いたスペックが少し載っていました。写真やさらに詳しいことはきちんとしたウエブサイトを作成するようです。
http://www.head-fi.org/forums/5414470-post22.html

ベースはVinnieさんが製作しているIsabellaというプリアンプの真空管を除いたものということです。回路はかなり共通ということで、バッテリー駆動です。ただしバッテリーはSLAではなくリチウムイオンとなるようです。

ちょっと注目すべきはVCap相当のiModドックがビルドイン可能ということです。アンプ側にコンデンサーを持っているのでiModはそのまま接続が可能になるようです。またアダプターで普通のiPodも使えるようです。
ターゲットはLISAIIIと聴いていたんですが、ポケットには入らないけれどもポータブルではある、というところですね。またLISAIIIとは異なりミニ入力もあります。
ALOで販売して価格はまだ未定ですが、$1000以下を想定しているということです。

ちなみに"Amphora"を辞書で引くと、古代のワインなどを入れる両側に取っての付いたボトルのことをいうようですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Amphora
Amphoraは来週のHeadFi meet、CanFest 2009でデビューするということです。


あとコラボというとこちらはToddさんとMillett Hybridで知られるPete Millettさんのコラボの新型デスクトップヘッドホンアンプです。
http://www.head-fi.org/forums/f36/ttvj-fet-amp-now-shipping-407750/
これは前段がJFETで後段がMOSパワートランジスターという構成で完全にディスクリートのようです。なめらか系のJFETとあったか系のMOSというといかにも石で球の音を出すという意図が汲み取れますが、実際にそうした音を狙っているようです。

5月にはLAでHeadFiの全国大会もありますが、新製品もにぎやかになってきましたね。
posted by ささき at 08:17 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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