Music TO GO!

2009年01月25日

iBasso D10到着

d10e.jpg

iBasso D10は以前書いたiBasso D1の後継機で光デジタル入力がついています。
最近はDAC付きのアンプは増えましたが、ほとんどはUSB入力のもので光が入力できるというものはありませんでした。そうした意味ではまさに待望の機種であったと思います。先週末に発売開始されたので、早速購入してみました。

D10の商品ページはこちらです。
http://www.ibasso.com/en/products/show.asp?ID=39
*ちなみに人気があるようで現在は品切れの状態です。中国は旧正月の休暇にはいるので、それ以後にまた再開されるようです。

中国からはEMSで届きますが、出荷したてのときは日本側のEMSのトラッキングには反映されていないことも多いので、まずトラッキングナンバーをもらったらChina Post(中国の郵便局)のEMSで確認すると良いと思います。アメリカからのときはUSPS(アメリカの郵便局)のEMSトラッキングがすぐにわかります。

なぜ光入力のついたDAC/アンプ一体型が有利かというと、iModのようにiPodを改造して音質を向上させたとしても結局はiPod内蔵のポータブルオーディオ用の簡易的なDACに音が制約されてしまいます。それを越えるためには、外部に本格的なDACを出したいということになるわけです。
また他方でオーディオプレーヤーからデジタルで音が取り出せねばなりません。iPodもデジタルアウトが出せる可能性が出てきましたが、いまだポータブル分野ではiTransportのような製品はありません。そこでオーディオプレーヤーからデジタルアウトを取り出せてiPodライブラリを生かせるという二点で絞ると(いまは生産されてませんが)iRiverのiHP140にRockboxを入れて光で取り出すという解法があります。
わたしはこのシステムとしてはHeadroom MicroDAC, iBasso D1, Headroom portable2007と試行してきましたが、いずれも音はいいんですがかさばります。
そこで従来のポータブルアンプと同じくらいのサイズの一体型機が望まれていたわけです。

D10の特徴はまずこの手のDAC/アンプとしては非常にコンパクトだということです。左はiHP140との組み合わせでデジタル入力のDAC内蔵アンプとしての使い方、右はiPodとの従来のアナログ接続の組み合わせです。見たように従来のアンプとほとんど同じ、というよりもむしろ少しコンパクトでさえあります。

d10c.jpg    d10b.jpg

ちょっと聴いてみましたが、音はニュートラルで色付けが少ないという感じですね。
また、詳しく書いて見たいと思います。
posted by ささき at 12:34 | TrackBack(0) | __→ iBasso D10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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