Music TO GO!

2009年01月09日

ゼンハイザーHD800登場

いよいよというか、ゼンハイザーの新フラッグシップ、HD800が発表されたようです。

下記にHeadfi管理者のJudeさんの記事が載っています。
http://www.head-fi.org/forums/f4/sennheiser-hd-800-first-listen-first-review-398829/

これ、以前に某国経由で流出していた画像と同じですね。Photoshopかと思っていたら本物のリーク画像だったようです。

Crafted for perfection
完璧、というのがHD800の目標ということです。

Good enough was never good enough
これで十分、は十分足りえなかった。
とカタログにも記されています。

Judeさんはダイナミックドライバーのパラダイムシフトとまで言ってますので、音場にしろ解像力にしろ、性能はかなり高いようです。
新型のリング・ラジエーター・ドライバーというのを使っているようですが、カタログを見るとドライバー自体がリングのようになっているようですね。振動板とマグネットもリングの形をしているので、一種の平面ドライバーのようです。HD800がプラナーであるというのも冗談半分でうわさされていたことなのでこれも驚きです。まさに都市伝説がそのまま形になって出て来たようです。

ただしカタログを見てもらうと分かりますが、完全な平面ドライバーではなく、ダイアフラムがマグネットにサポートされるようになっているので、あくまで振動は面支持ではなく点支持といえると思います。ただリング状なゆえに分割振動にいたるような長い振幅を持たないので、分割振動を起こしにくいということのようです。そのため50KHzなんていうとてつもない高域の周波数特性を持っています。
つまり点支持の従来のドライバと面支持の平面型の折衷であり、線支持と言えるような新しい形と言えます。リング状の平面ドライバーにすることでより効率よくきれいな音の発生ができるようです。
ホームページではエジソンを引き合いに出していますが、たしかにこれはアイデアものかもしれません。

また一部には高性能をうたったEdition7/9の影響というのもあると思います。カタログを見ると60度のアングルを理想として(スピーカーセッティングの正三角)アングルをつけているところはS-Logicを思わせます。
Judeさんのところの写真を見るとケーブルのコネクタも実にしっかりしています。ちなみに写真に写っているのはHeadroomのTyllさんとMoon audioのDrewさんです。BlackDragonのHD800版は期待できるかも!
http://www.head-fi.org/forums/f77/my-first-look-sennheiser-hd800-399241/#post5262167
Tyllさんは音の早さ、歯切れの良さを書いています。従来のHD650のような音とは異なるようですね。

これはちょっと驚きですね。早く音が聴きたいものです。Amazonにももう出ていますが$1399とタグが付いています。
しかしHD680というのがアナウンスされていましたが、フェイクだったようですね。単なるタイポだったりして。
でもHD700はどこへ行った?ポータブルとか(^^
posted by ささき at 21:48 | TrackBack(0) | __→ Senn HD800 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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