Music TO GO!

2008年12月02日

冬のシンフォニー - サラブライトマン

紅葉を追いかけているとまだ秋の気持ちが残っていますが、気がつくともう12月、そろそろ冬の情景が浮かびます。
アメリカでは11月末にサンクスギビング(感謝祭)があるので、本格的に街がクリスマスに変わるのは12月に入ってからです。アメリカは多民族国家なのでキリスト教的な名前を避けてクリスマスシーズンではなく、この時期をホリディシーズンと言います。
この季節には街に賛美歌などクリスマスのコーラスがあふれます。そうして皆の気分も音楽的になるためか、この時期にはホリディアルバムも多く発売されます。
「冬のシンフォニー」はそうした季節感を感じさせるサラブライトマンのホリディアルバムです。

前のアルバム(シンフォニー)の時も書きましたが、サラブライトマンのアルバムは実質的にフランクピーターソンのプロジェクトでヴォーカルがサラブライトマンという見方ができる側面もあります。前作のシンフォニーでは冒頭のゴシック風の世界観がそうでしたが、本作ではやはり一曲目の「アライヴァル」でそれを感じます。
このアライヴァルは聞いたこともある人が多いと思いますが、原曲はアバの名曲です。もともとはインストの曲だったのですが、今回は特別に許可を得てサラのために歌詞をつけています。
フランクピーターソンはグレゴリオ聖歌の聖歌隊のコーラスでちょっと古めのロックやポップソングをアレンジする、グレゴリアンというプロジェクトのアルバムをいくつか出してヒットさせています。この中ではクレジットがなくてもサラブライトマンがゲストヴォーカルで出演したりしています。例えばツェッペリンの「天国への階段」をアレンジした曲では前半のゆっくりと歌い上げるところを男声のグレゴリアン聖歌隊が雄大に歌い、クライマックスのところで曲調が変わりサラブライトマンがソロで歌い上げるという感動的なアレンジです。
このシリーズは他にもオールディーズポップの選曲なども巧みでピーターソンのセンスの良さを感じさせます。このアライヴァルもその延長上で捉えることができると思いますが、スタンダードなポップのヒット作をうまくアレンジしたピーターソンらしい優れた歌曲に仕上がっていると思います。

上で書いた天国への階段のカバーが入っているアルバムもあげておきます。試聴はこちらのアマゾン・ドイツのサイトでできます。
また、アバのアライヴァルは右のアルバムでこちらも試聴できます。

            
posted by ささき at 22:11 | TrackBack(2) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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