そこで頭を紅葉モードに切り替えて、伊勢原・大山の紅葉を撮りに行ってきました。ここは大山寺(大山不動)の参道に覆いかぶさるように見事な紅葉が見られます。大山の紅葉がもっとも関東では赤いと言われていて、いろいろな言い伝えもあります。
少し前までは毎年この大山には行っていたのですが、ここ数年はどうも赤みが抜けたようにオレンジのようにしか紅葉せず、昨年はいきませんでした。しかし今年はわりと良いということで、久々に行ってみました。
大山寺にいくには小田急線の伊勢原駅で降りて大山ケーブル行きのバスに乗り、終点で降ります。そこから大山ケーブルに乗り換えるのですが、ケーブル駅までは少し長い階段の参道を登っていく必要があります。機材一式を担いでのをぼるのはいささか疲れますが、この沿道には大山で有名な豆腐や土産の店が立ち並び、ゆっくり見ていても楽しいものです。


EOS-1DsMkII, EF24-105/4L IS
大山寺はケーブルの途中駅です。これはケーブル駅からの眺めで、手前の参道にひしめく店から、遠くははるか相模湾まで見えます。右は大山寺です。
さて、大山寺についてみるとたしかに今年はなかなかの出来です。いままでの最高ではありませんが、きちんと赤くなった紅葉が見事です。
ひさびさに大山でまじめに撮ったという感じでした。

EOS-1DsMkII, EF24-105/4L IS


EOS-1DsMkII, EF70-200/4L IS

EOS-1DsMkII, VK-50R Soft



EOS-1DsMkII, EF70-200/4L IS
ちなみにここは午後になると日が陰るので、午前の早いうちに行かれることをお勧めします。
さて、帰りはもちろん豆腐料理を食べていきます。丹沢は水の良さでも有名で、江戸時代から参詣の人々に豆腐を出してしたようです。
参詣というのは江戸時代の人々の旅をする口実でもあって、ストイックなものではなくこうして各地のおいしいものを食べながら旅を楽しんでいたわけです。それがこんな狭い日本に豊かで特色ある食文化が育まれたひとつの要因と言えるでしょうか。

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いつも食べているのは「かんき楼」というお店です。山菜豆腐、湯豆腐、山菜白和え、卵豆腐、豆腐田楽のセットで1575円です。名物うまいものなしとも言いますが、大山の豆腐はなかなかおいしくて、オーディオで言うならピュアでクリーンな味です。
しかし、となりで食べてたシシ鍋(いのしし肉)もおいしそうだったので、次はシシ鍋目当てでもちょっと行ってみようかと(^^