(画像はiPhoneです)

電源ケーブル試聴会はCDP(Densen..電線試聴会だから?笑)とアンプ(HD-1L)とヘッドホン(edition9)を共通にして電源ケーブルだけ替えてその差を試聴するというものです。これはスピーカーだと部屋を替えないと行けないのでヘッドホンならではの画期的なものと言えます。


そのラインナップは、、あれ?メモってない。
そうなんです、今日のわたしの興味は実は参考出品されていたiTransportにすっかり行っていて、ずっとiTransportのところにへばりついていたのでした(笑)
と、いうことで今回は番組を変更して「iTransportを試聴しました、その2」をお茶の間にお届けします。
iTransportは今回はHeadroomのバランスHomeの内蔵DACに接続されていました。ヘッドホンはedition9バランスです。
今回のテストはまずiPodを改造したiModでも使えるか、という点です。
結果的には使用できます、しかし下記に書くような制約があります。これは普通のiPod5.5Gでも同じだと思います。
まずiMod5.5Gを差すと再生が止まり、数秒静止時間があってUSBをつなぐ時のように接続メッセージが出てから、このWADIAロゴがiPod画面に表示されます。数秒後に再生が開始されます。

おっなかなかかっこいい、と一瞬思いますが、次にこの意味に気が付きます。そうです、5.5Gはいったん差すとホイールからはいっさいの操作ができなくなります。(リモコンからできるかは試し忘れました)
これはつまり曲を変えたい時はいったんiPodを抜いて、また認証時間があって再生が始まるということです。ちょっと使いにくいとは言えますね。
iPhoneでは差してそれほどまたずに使えますが、やはり停止時間は少しあります。iPhoneは昨晩早々に2.1にバージョンアップしましたので、iPhone 2.1でも使えることを確認しました。
音も聴き比べてみましたが、iPhoneを差したときと、iPod5.5G(iMod)を差したときではiPhoneの方がより鮮明でクリア、かつシャープに聞えます。あとでClassicを貸してもらいましたが、Classicと5.5Gでは少しClassicがクリアですが大きくは違いません。
これを考えるとメモリーオーディオの優位性というのがあるのかもしれません。
ただiTransportはSNが良いのでクリアで背景の黒さと音の部分のコントラストの境界がこれだけ明瞭だと、その分で音の角のエッジがやわらかくないときつく硬めに感じるというのはあります。
その点でコストパフォーマンスが高いという反面で、価格面と性能のバランスがとれてないということもあるかもしれません。
これはもう少しパーツやクロックを交換するとかなり改善しそうに思います。
アメリカでiTransportを改造してくれるところがあったので、さっそく入手次第またアメリカ送りになるかもしれません。
ちなみにiTransportにつなげたままで電話もかけて見ましたが、さすがに通話は無理でした(笑)
今回はミニヘッドホンショウの様子もあって、いろいろと出展もありました。
なんと今回はタイムロードさんのご好意で未発売の最新モデル、Codete gemも見せてくれました。ただし発売は未定ですのでご注意ください。これはBluetoothで音を飛ばすものです。

このようにとても小型ですので、前の記事で書いたような Audioengine A2のような小型アクティブスピーカーと組み合わせるとちょっとしゃれたリビングのシステムになりそうです。
下の写真の接続されている方のUSBオーディオデバイスはStyleaudio CARATの新型だそうです。これもAudioengine A2と組み合わせるとなかなか良いノートPCベースのデスクトップオーディオになりそうです。

これはいよいよ日本発売したRudistorの新型ポータブルアンプです。
音はホームアンプ同様でウォーム系で、サミュエルズさんアンプに近いかもしれません。iPhoneよりもiModとよく合うように思います。
Sleekで聴きましたが、無音でもすこしヒスが聞えるようでノイズフロアが少し高いようです、そのためIEM向きではないかもしれません。
